■ ページ15
.
ふらっとプレイルームに入ると
なんだか今日は子どもが少ない気がする
翔太「よっ!遊びきた(笑)」
森本「おお、翔太ちょっと久しぶりー」
慎太郎はここの保育士さん
いっつも元気にニコニコしてて
子どもたちにも人気みたい
翔太「今日なんか少なくない?」
森本「土曜だからねぇ。
お見舞いに来てる親御さんとか多いのよ
みんなお部屋とか中庭とかで過ごしてる」
翔太「あぁーそっか」
そこに照がゆきちゃん(4歳)を連れてくる。
岩本「こんにちはー
よーしここで遊ぼ。何して遊ぶー?」
ゆき「あそばなーいー。パパぁあいたーい」
なんだか平和な雰囲気ではない照とゆきちゃん
翔太「おう!久しぶりー
覚えてるかな?しょうただよ」
岩本「あら?翔太ゆきちゃんの事知ってたの?
ゆきちゃんほらお兄ちゃん遊んでくれるって」
ゆき「…ぱぱぁ、あいたい…
きょう、くるっていってたじゃん」
涙目のゆきちゃん
本当は土曜日にパパが来てくれるはずだったんだけどパパが熱出しちゃって
お見舞いにどうしても来れなくなっちゃったんだって
.
481人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まめり | 作成日時:2023年7月15日 13時