Gelato

■ ページ6

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深澤「翔太？聞こえる、もう大丈夫
ちょっと服ごめんねぇ手緩めるよ。
先生すぐ来るからね」



翔太「ん、ふっか、イタ、、イ、む、り、」




意識が朦朧とし勝手に流れていた涙で
ぐしゃぐしゃの翔太は痛い、苦しいとうったえる




小さい時から発作が起きると
奥歯をぎゅーと噛み締めてしまうクセがある





深澤「翔太、大丈夫、大丈夫、
ゆっくり息して、そうそう」


手を握り肩をさすり落ち着かせる





もうなにをされているのかも分からない
痛い、苦しい、、どこが？



どこかもわからないまま目をぎゅっとつぶる
手元がふわっと柔らかさに包まれて温かい




ふっかの手に少しだけ落ち着いた




そのうち、照が来てくれたようで
薬を入れられ酸素をつけられ
だんだんと苦しさが消えてきたが、
急激な眠気に瞼が落ちる






よかった、、生きてた
まだ生きてられる…




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