参歩目 ページ3
「りょーかいしました！ 僕はあそこに住んでいーんですね！」
目下政府内で閃さんと会話中〜。
「あぁ。まだ分からないと思うけど、キミは神力、霊力が他の人よりも多めなんだ。だから、あの本丸……大きな家は君にあげよう」
意外な事に政府、ブラックじゃなかったよ？ よく二次創作で出てくるような黒さは無かったね。僕が見た限りは、だけど。
「じゃ、初期刀を選んで貰おうかな」
「し、正気ですか閃様!!」
あ、忘れてたけど閃(ｾﾝ)さん(勿論偽名だろうけど)は政府のお偉いサンなんだってさ。
「このような幼子に本丸を……審神者を任せるなど!!」
うわ、聞こえないふりしようと思ってたけどこんのすけ……失礼だなぁ。僕は高校生だったんだよ？ まぁ確かに今は小学生くらいの身体だと思うけど。
「はーい！ じゃあしょきとう？ をえらばせて下さい！」
ま、無視しときゃ良いよね〜。
「あぁそうだね。じゃあ……」
閃さんは指をパチンと鳴らした。その瞬間、部屋の中央から五振りの刀がせり上がってきた。
「この中の五振りから好きなのを選んでごらん？」
閃さんの言葉に合わせて五振りの刀が抜き身になる。
「んー、この刀達には名前あるの？」
「おっと、忘れるところだったよ！ 済まないね……。えーっと、右から歌仙兼定、加州清光、陸奥守吉行、蜂須賀虎徹、そして山姥切国広だよ。皆綺麗で良い刀だ！ 好きなのを選ぶと良い」
閃さんはいい大人だね……全然黒さが無いよ。僕驚愕！
「おー……じゃあ僕、このやまんばぎりくにひろって刀にするね！」
決めてたんだよね。僕の初期刀は山姥切国広、唯一振りだけだよ。
「お、山姥切か！ じゃあこの刀に……手を置いてごらん？」
「こう？」
僕は、ゆっくりと山姥切国広に手を置いた。ゲーム無いではやらない顕現。意外と緊張するものなんだね……。
「そして『出てきて下さい』って強く心の中で呼ぶんだ。そうすれば出てきてくれるよ……きっと」
ちょいちょい閃さん？ 今なんて言った!? 凄く不安になったんだけど!!
「えーっと……じゃあ出てきて下さい！」
僕は不安を押し殺して、山姥切国広を大声で呼んだんだ。
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霧憑 幻(プロフ) - 写しの本さん» 日替わりから此方を読んでいる者です。 ちょくちょく入っている歌詞とか詩のような表現とても素敵です！ 応援してます。 無理をせず、更新頑張ってください！ (2016年12月13日 21時) (
レス) id: a919ed2021 (このIDを非表示/違反報告)
つなれな(-.-)(プロフ) - 順位おめでとうございます！これから来る刀剣のヒントとか聞きたいです((更新頑張って下さい('ω')ﾉ (2016年4月4日 20時) (レス) id: 9150f75282 (このIDを非表示/違反報告)
写しの本(プロフ) - アイカさん» ……大変失礼致しました。 (2016年3月9日 7時) (レス) id: 43efac2d9a (このIDを非表示/違反報告)
写しの本(プロフ) - アイカさん» ああ……本編ではまだ書いていませんでしたが、主人公は女です。れっきとした。なので[ピーーー]とか付いてませんよ(真顔)←← (2016年3月9日 7時) (レス) id: 43efac2d9a (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 主人公は男の子ですか？女の子ですか？ (2016年3月9日 7時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：写しの本 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/occasional3/
作成日時：2016年3月7日 17時
