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八節 ページ22

マンションの前に停まった車を降りる。





2ヶ月ぶりだ。





シュウたちより少し後ろに付いて歩く。





コウが下のインターホンを押すときもカメラに映らないように避けた。





『___はい』





「やっほー梓くん♪」





『いらっしゃい。開けるね』





「ありがとー」





今度は私が先に歩いてエレベーターに乗る。





心臓が痛い。





緊張するときよく”心臓が痛い”って言うけど、本当に痛い。





鼓動の音がドクドクと耳に響く。





血の巡りが速くなっているのに身体が冷えて震える。





息がしづらい。





怖い、恐ろしい。





一歩ずつリビングに近づく度に呼吸が浅くなり、視界がボヤける。





「Aちゃん」





「えっ、?」





「緊張してる?」





リビングの目の前で立ち止まっていると、コウが顔を覗き込んでくる。





「......怖、くて、泣きそう」





「...!」





小声で呟くと僅かにコウが目を見開いた。





「ふふ、じゃあオマジナイかけてあげる」





「おまじない?」





そう言うと前髪を掻き上げられて額にキスをされた。





「大丈夫だよ、俺たちが居るからAちゃんは安心して全部吐き出しておいで。隣で守ってあげる」





「...ありがとう」





後ろにいる2人も優しく笑ってるもんだから、つい涙が零れて。





コウとシュウ、そしてユーマに背中を押されリビングのドアを開いた。

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芥川さん芥川先生大好きハァト?(?´▽`?)(プロフ) - コメント失礼します、このふたつの作品を小さい頃にみて好きになった作品なんです。それを、このアプリでまた見れてとてもなんだか嬉しくなりました。内容もとても現実味があってとても好きになりました!思い出させてくれた作品でした、ありがとうございました (2022年10月20日 3時) (レス) @page36 id: e045e2365d (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - ルナさん» 最後までありがとうございました!自分の作品をそう言って頂けて嬉しい限りです...泣 (2020年8月11日 12時) (レス) id: 9fec9f9c9f (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 本当にお話が面白くて、感情移入しすぎて何回も泣いてしまいました笑。ディアラバもブラコンも好きなので読んでいて飽きませんでした。シュウ達の優しさに改めて惚れました笑。本当に面白かったです。 (2020年8月11日 0時) (レス) id: e324944dd9 (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - 凛さん» わー!ありがとうございます!!原作も是非見てみてください!(笑) (2020年7月9日 20時) (レス) id: 9fec9f9c9f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメント失礼します!!あまり知らないものだったのですが、最後まで一気に読んじゃいました!!完結お疲れ様でした!!最後の方はなんだかウルウルしちゃいました笑 (2020年7月8日 9時) (レス) id: 2f507e2d7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルム | 作成日時:2020年5月16日 18時

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