鬼舞辻無惨の妹２

伍拾捌　刀鍛冶の里へ ページ11

炭治郎サイド

月柱のAと霞柱の時透無一郎が上弦の壱を撃破したという噂は隊士達にあっという間に広まった。

この衝撃的な話は鬼殺隊全体を驚愕させた。

俺も驚いた一人だ。

上弦は強い。

その上弦の中で一番強い壱を撃破した。

驚かないわけがないだろう。

Aは俺達が手こずっていた二体になった上弦の陸の首も一瞬にして斬っていた。

これが上弦の零の実力なのか。

善「上弦の壱を倒した霞柱の人とAは無傷らしいよ。やばいよ。」

炭「Aは上弦の零だからな。」

伊「A太郎やべぇな。壱を倒すなら血鬼術でも使ったんじゃないのか。」

血鬼術ありえるよ。

霞柱の人に鬼だということバレてないのかな？




Aサイド

私は厳勝と戦った次の日の昼ごろに目覚めた。

前は血鬼術の使いすぎで二週間寝てしまったのが、今は一日で復活できるようになっている。

体力がついたのかな？

厳勝との戦いでついに刀が刃こぼれを起こしたため刀鍛冶の里にいくことにした。

無一郎も原作からしても刀鍛冶の里に来るのかな。

戦闘の時刃こぼれしてたような。

早速刀鍛冶の里に行くと、無一郎に会った。

無「Aも来てたんだ。［ニコニコ］」

推しの笑顔。うっ可愛すぎて尊い。

えっそういえば何故笑っているの？

記憶戻ってないよね。

無「うん。戻ってないよ。」

声に出てたか。

いや戻ってないのに笑顔っておかしくない。

こんなこと原作ではなかったよ。

その後私は温泉に入りに行った。

まだ炭治郎は来てないのかな。

原作で蜜璃ちゃんが言っていた感謝のやまびこは聞こえてこない。

あっあのピンクと緑色の髪は蜜璃ちゃんだ。

その時、「ありがとうございました。」という声が遠くから聞こえた。

きっと炭治郎だね。

『蜜璃ちゃんも来てたんだ。』

蜜「Aちゃん、久しぶり。さっき感謝のやまびこが聞こえたけど誰か来たのかしら？何だかドキドキしちゃう。」

『それはもしかしたら炭治郎かも。刀鍛冶の里に来るってきいたから。』

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