鬼舞辻無惨の妹１

弐拾捌　柱合裁判 ページ29

し「さあ冨岡さんどいてくださいね。」

冨「俺は嫌われてない。」

気にしすぎだよ。

みんなに嫌われているわけないよ。

冨岡さんを嫌っているのは実弥と伊黒さんでしょ。

炭治郎は禰豆子ちゃんを連れて逃げ出す。

それを追うカナヲちゃんに手刀を食らわして止める。

「カアアア。炭治郎、禰豆子両名ヲ拘束。本部に連レテ帰ルベシ。」

隠の方が禰豆子ちゃんと炭治郎を連れていこうとする。

「禰豆子ちゃんは私が運びます。」

実弥にとられたら殺そうとするからね。

私も鬼だとバレたら殺そうとしてくるのかな。

無惨を倒すまでは死ぬ気ないから。




「おい。起きろ。いつまで寝てんだ柱の前だぞ。」

隠の方が炭治郎を起こしている。

原作と違って柱のことは知っているからハッとしたようで慌てて起きている。

煉「裁判の必要もないだろう！鬼を庇うなど明らかな対立違反！我らのみで対処可能！鬼もろとも斬首する！」

煉獄さんは殺すことしか頭にないみたい。

宇「ならば俺が派手に斬ってやろう。誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ。もう派手派手だ。」

宇髄さん、派手さは関係ないでしょ。

蜜「(えぇぇ・・・こんな可愛い子を殺してしまうなんて胸が痛むわ。苦しいわ。)」

禰豆子ちゃんは可愛いからね。

この場合炭治郎のこといってるのか？

悲「あぁ・・・なんというみすぼらしい子供だ。かわいそうに。生まれてきたこと自体がかわいそうだ。」

無「(なんだっけあの雲の形。何て言うんだっけ。)」

無一郎君は少しは興味持ってよ。

まあ可愛いから許す。

カナエ「その鬼が本当に人を食べていないならいかしておいてもいいんじゃないかしら。」

さすがカナエちゃんだわ。

小「そんなことより冨岡と月霞はどうするのかね。」

始まったわ。ネチネチ攻撃。

し「まあいいじゃないですか。大人しくついてきてくれましたし。それより私は坊やの方から話をききたいですよ。」

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