鬼舞辻無惨の妹１

弐拾伍　朱紗丸と矢琶羽 ページ26

珠世さんとお話しをしている最中。

近くから鬼の気配がした。

『鬼がこちらにきているわ。気をつけて。』

そういった瞬間鞠が外から飛んできて屋敷を壊した。

矢琶羽と朱紗丸がきた。

朱「耳飾りの鬼狩りと月柱がおるのう。」

やはり無惨は私のことも狙っているみたいだ。

このままでは新たに血鬼術をかけないと鬼に狙われてしまうね。

炭「全集中 水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突き・曲」

炭治郎が斜めから曲線で突いて鞠の威力を和らげる。

朱「十二鬼月である私に殺されることを光栄におもうがいい。」

原作知ってるし、気配からこいつが十二鬼月でないのは明らかだ。

『炭治郎、こいつは十二鬼月ではない。弱すぎる。』

炭「えっそうなのか。」

『霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞』

鞠を私は突いて粉々にした。

本来ならばこの鞠を粉々にすることはできないけど私が鬼の力を弱くする血鬼術を使ったからできた。

朱紗丸が驚いている。

炭「『水の呼吸 参ノ型 流流舞い」』

水の呼吸は適正はないので威力が落ちるけど今はこれが避けやすい。

炭治郎は朱紗丸を私が矢琶羽を狙うことにした。

さっきまで無惨の攻撃を避けていた私にとっては疲れているものの矢印を避けるのはわりと容易なことだった。

『雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃・六連』

矢印の攻撃がくるよりもはやい速度で攻撃をする。

鬼の首がきれた。

矢「汚い土に俺の顔をつけおって許さね。お前も道連れじゃ！！！」

気づいた時には矢印が私の目の前にきている。

避ける時間はないから吸収しよう。

『(血鬼術 伍ノ霞 霞雲の海)』

血鬼術の気配は出さないようにして矢印を吸収した。

まだ朱紗丸は倒せていないようだ。

『霞の呼吸 漆ノ型 朧』

動きに大幅な緩急をつけて瞬く間に首を斬った。

炭治郎はとても疲れているみたい。

怪我もしている。

炭「Aはすごいな。一瞬にして鬼の首を斬った。それにいろんな呼吸使えるんだな。」

炭治郎から尊敬の気持ち気配がする。

私はそんなにすごくないんだけどな。

『そんなことないよ。誰だって千年間やり続ければこうなるよ。』

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