拾壱 初任務 ページ12
待ち合わせをした甘味処に行って見るとなんと冨岡さんがいるではありませんか。
『合同任務の柱の方ですか?』
冨「そうだ。俺は水柱、冨岡義勇だ。お前は・・・。」
『私は階級 癸 月霞Aです。覚えていらっしゃるのですか』
冨「ああ。(鬼殺隊に)入ったのか?」
『はい。初任務です。柱の方と一緒とはいえ初任務から十二鬼月かもしれないとは驚きました。』
まあ何回も倒したことあるから余裕だけどね。
流石に下弦だと思うし。
冨岡サイド
今回の任務は十二鬼月の可能性があるのに新人隊士との合同任務だと聞いて驚いた。
新人の隊士に十二鬼月の任務を任せて大丈夫かと。
隊士が育ってないのだろうか。
それとも今回の最終選別で優秀だった隊士なのだろうか。
待ち合わせの場所にやって来たのは数ヶ月前の任務で来た雲取山の麓の定食屋で働いていた娘だった。
俺にいきなり任務のことを聞いてきてなぜか慌てていたからよく覚えている。
もしかして炭治郎の知り合いだったのだろうか。
『合同任務の柱の方ですか?』
「そうだ。俺は水柱、冨岡義勇だ。お前は・・・。」
『私は階級 癸 月霞Aです。覚えていらっしゃるのですか?』
相手もあの時のことを覚えていたようだ。
「ああ。(鬼殺隊に)入ったのか?」
『はい。初任務です。柱の方と一緒とはいえ初任務から十二鬼月かもしれないとは驚きました。』
月霞は驚いたとは言っているけど十二鬼月だからって怖がる様子は微塵もなさそうだ。
むしろ余裕そうにしているように見える。
まるで十二鬼月を倒すのが初めてではないようなまるで柱のような雰囲気を出している。
夜になり森の方に鬼の気配を感じた。
気配からして十二鬼月の下弦が二体いる。
月霞も気づいていたのか森の奥へと走り出した。
驚いたのはその速度。
柱と合同任務をしているのかと錯覚させるくらい速い。
月霞を追いかけて着いた先にいたのは下弦の参と伍。
鬼が血鬼術で魚のような物を出してきた。
『霞の呼吸 陸ノ型 月の霞消』
『霞の呼吸 参ノ型 霞散の飛沫』
技の精度が非常に高い。
俺は戦わずに月霞の様子を見ることにした。
『月の呼吸 玖ノ型 降り月・連面』
一瞬のうちに下弦の鬼二体の体がバラバラにされ、首も切断された。
やはり月霞は只者ではない。
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マリイ - 妓夫太郎大好き過ぎて 妓夫太郎優しいから (2022年5月13日 0時) (レス) @page47 id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
かコ - あ、好きです!凄い更新楽しみです! (2020年5月22日 22時) (レス) id: 5719c88e22 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - この作品、すごく面白いです!更新楽しみです!頑張ってください! (2020年5月22日 15時) (レス) id: 75c7f9d54b (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて続きがとても気になります!これからもがんばってください!更新楽しみに待ってます! (2020年5月22日 14時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞菜 | 作成日時:2020年5月14日 1時