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…。
鶴丸「それでな〜その時に光坊が…」
私はあの後大倶利伽羅さんと別れて鶴丸国永さんに案内をしてもらっている。
そう言えば五月雨さんの所にも鶴丸国永が…でもあれは白かったか…。
ってそんな事よりも！
大倶利伽羅さんの言っていた事。
『ここに来たのが何故お前なのかを考えろ。』
これは…
鶴丸「着いたぞ。此処が君の部屋だ。」
どうやら考え事をしているうちに部屋についてしまったようだ。
「ありがとうございます。」
若干どんな部屋に通されるのかと思ったが想像よりもだいぶ綺麗な部屋だった。
凄っ！庭に池あんの！？
川！？
窓から見える景色がとても凄い…。
鶴丸「ははっ喜んで貰えて何よりだ。じゃあこれで俺は行くけどこの本丸内は好きに回ってくれ。君が“何も”しない限りは安全だからな。」
「それじゃ」と手を振り襖を閉める。
「“何も”って何？…。」
これからどうしようと1人考えているといつの間にやら腕に付いていた鈴が鳴った。
喜弥《はぁい？元気してたかしらぁ？それとももう死んでるぅ？》
「喜弥さん！？」
鈴が鳴ったと思ったらそこから勢いよくテレビみたいな映像が出て来た。
喜弥《あらぁまだ生きてたわぁ…優秀ねぇ…。》
何でそんな残念そうなんだ。
「っと言うか何故！？」
喜弥《どうせ貴方の事だからぁ何したら良いかわからないのでしょう？だ・か・らぁ〜こうして親切な私がぁ？連絡してやってるのよぉ！泣いて喜びなさい喜弥様ぁ！ッてn五月雨《ご無事でしたかAさん！》ちょっと五月雨ぇ！》
「五月雨さん！」
五月雨《元気な声を聞けて安心です。審神者部屋に居るって事はもう主登録は済ませたのですね。》
「……いやぁ…あの…それが…」
五月雨《あぁ！今からですか！それはお邪魔しました。》
「えっとぉ……」
すると喜弥さんが奥でニヤニヤし始めた。
やな予感しかない。
喜弥の琥珀色の眼が楽しそうに少し開かれる。
喜弥《…ねぇ？まさかぁ…主の権限取られた。とかじゃぁなくて？》
「うぐっ」
喜弥《アッハハハハハ！本当に取られたのこの子！》
「うぅ…」
五月雨《えっっっ》
痛いとこを突いてくんなぁ…
喜弥《舌出してみなさい》
おずおずと出すとまた更に笑われた。
喜弥《うふふふっ綺麗に三日月の痕なんて付けられちゃって…マーキングされてるじゃないwww》
五月雨《笑い事じゃっ》
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作者名：朧夜 | 作成日時：2018年12月17日 14時
