32. ページ34
ーーー2年前ーーーー
『はっはっはっ！』
さっきの大きい音は！？
体の至る所に傷や火傷を負いながらも2人の元へ急ぐ。
酸素が上手く吸えない。
『ｯ！』
目の前が霞む。
「gaaaaaa!!!」
『ｯはぁっ！』
グサッ
それでも、何とか2人の元に着いた時には紺炉が炭化した後だった。
『紅！紺炉！』
紅「…A！良かった…無事だったのか」
『紺炉…その体…』
この時、自分の無力さを痛感した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
紺「俺が、こんな体になったのは自分のせいなんだ。若やお嬢が気にする必要ねぇ。」
『…』
森羅「新門大隊長の為にそこまで…」
紺「ｯ！」
背中が痛いのか少し表情を歪める。
『紺炉！』
変わってあげられたら1番良いのに…
紺炉「すまねぇ大丈夫だ。…若は頭になるべき人間だ、この傷だって後悔はしてない。男なら分かるだろ？俺は若を担ぐ為、お嬢を守る為ならこんな安い命いくらでも捨てられる。」
パシンッ！
部屋には乾いた音が響く。
『紺炉の馬鹿！そんな事二度と言わないで！』
ぶたなくても良いと思う、だけど、
『自分の命を安いだなんて言わないでよ…。』
私と紅、浅草にとっては大事な命なんだから。
森羅「そうですよ。…俺は小さい頃に両親を無くしているので安い命も高い命もありません。皆同じ命です。紺炉中隊長！また命を捨てる前に！俺を使って下さい！役に立ちたいんです。」
紺「！…ありがとよ。お前の気持ちは伝わった。お前にとって大事なものができるまで頼りにさせて貰うよ。」
『ありがとう森羅君。』
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朧夜(プロフ) - あおりさん» あおりさんはじめまして！了解しました！続編にて投稿したいと思います！ありがとうございます！ (2020年11月10日 8時) (
レス) id: a5f63d103e (このIDを非表示/違反報告)
あおり(プロフ) - はじめまして！あおりといいます！リクなのですが、しょうもないですけど………夢主さんが紅丸さんに髪を結ってもらう話をお願いしたいのです！(本当、しょうもなくてごめんなさい) (2020年11月8日 13時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
朧夜(プロフ) - 琥珀さん» 琥珀さん初めまして。応援ありがとうございます！頑張ります！ (2020年11月7日 15時) (レス) id: a5f63d103e (このIDを非表示/違反報告)
朧夜(プロフ) - アンチジョーカーさん» ありがとうございますぅう！頑張ります！ (2020年11月7日 15時) (レス) id: a5f63d103e (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 朧夜さん初めまして、続きが楽しみです。応援してます。 (2020年11月7日 11時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朧夜 | 作成日時：2020年10月15日 23時
