最強の付き人さん

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紅「見ろよ勘太郎！！街が滅茶苦茶だ！年甲斐もなく暴れやがってクソジジイ！」



「gaaaaaa！」




周りの家に引火しないように炎を操る。




勘ちゃん、もう少しだからね。




紅「全く…派手好きのお前らしいぜ。なぁ？」




鎮魂後の膨張熱の処理の準備へ入る。




ドスッ




紅「よく頑張ったな。」




炎をまとめて圧縮する。




極限まで圧縮した炎は黒く、ビー玉程の大きさとなった。



『熠、食べて良いよ』



「ワン」




さて、ひと働きしたから帰ろ。



ガシッ



紅「待て。お前はこっちだ。」




『べ、紅？』



後ろを向くと若干怒ってる紅丸が居た。



紅「昨晩の事…ゆっくり聞かせて貰おうじゃねぇか？」




絶対に逃がさないと言う様に横抱きにされる。




『後片付けがっ…』



紅「紺炉にでも指揮とらせる。」




『でもっ』




紅「頼む。お前が居るって安心してぇんだよ。」




何とかして逃げようとするがそんな事を言われては断るものも断れない。




もしかして私って押しに弱い…？

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