最強の付き人さん

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森羅「第7の大隊長！アンタ最強の消防官なんだろ！強すぎて仲間にするしかねぇって街の火消しを皇国に認めさせたんだろ！だったら今度は俺がアンタをぶっ倒す番だ！」




紅「…火事と喧嘩は江戸の華ってか？」




2人の間にピリピリした空気が流れる。




全く…



これに板挟みされる私の気持ちも察してくれ。




『2人とも、ヒートアップしすぎだよ。』




炎を頭に向かって落とす。




紅「ｯてぇ。」




森羅「！？」




『先ずは落ち着いて。これだから単細胞は…』




ｶﾝｶﾝｶﾝ!ｶﾝｶﾝｶﾝ!





「火事だーーー」



アー「ｯ！」



茉希「焔人！？」



『ん、』



紅丸の手から下りると紅がこちらをむく。



紺「若が縁起でもねぇこと言うから…」




『行きますよ、“若”』




紅「……俺が戻って来る前に消え失せろ」




森羅「あれっAさんも行くんですか！？」




『私も一応、浅草の消防官だよ。』



森羅君が驚いてる意味が分からないけど、




外に出て炎で刀を作る。




紅「あれか…」



『今度は誰が？』




「派手好きの勘太郎が！」




紅「…さっき飲みに誘われたばかりなんだが…」




勘ちゃんがって事は…



3丁目か。



『若、先に行ってます。』




熠と天灯を炎で作り熠に乗って屋根に飛ぶ。

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