最強の付き人さん

12. ページ13

『紅ぃ〜紺炉ぉ〜』




よく分からないとこまで来てしまった…




熠と天灯は犬だけど犬じゃ無いから匂いで浅草まで〜とか無理だし…




『あん時無視して帰れば良かった。』



もう次から騎士団なんて無視だ無視。




夜風寒いし…人いないし…




？？「あれ、貴方は第7の…」




人だ！



『あの！浅草まで行く道知りませんか！？！？』



ガシっと肩を掴むと何故か笑顔で対応される。



あれ…？何処かで見た事あるような…



？？「あ、浅草はマッチボックスじゃないと行けませんね…」




『え゛…』



遠いんだ…



『あの…失礼ですがここは何処ですか？貴方は…』




森羅「はい！ここは第8の管轄で自分は森羅 日下部と言います！」




『では日下部隊員。こんな時間にありがとう。』




って言っても野宿かなぁ…




どのみち家にも帰れそうにないし、





森羅「あ、あの！！！！」




『？はい？』



近くに公園無いかなぁ…と探していると




森羅「良ければ第8に泊まってください。もう夜も遅いし。訳を話せば大隊長も泊めてくれると思います。」




日下部隊員が神に見えた。




『いいん…ですか…？』




森羅「？はい！」




後日絶対恩返ししよう。

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