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田舎...ってやっぱり息苦しい
父親の居ないサラン
両親は必死でそれを隠してる
こんな小さな街で
隠し事をして、嘘をついて
そうやって生きていかなきゃいけないのは
辛い
少しずつ、少しずつ
息が苦しくなってきて
パクパク
喘ぐ私
だけど
24時間朝も夜も解らないくらい
サランの事だけに必死で
向こうに戻ってやっていける自信もなくて
喘ぎながら
心に少しずつ錘を置かれていくような
そんな気分になりながらも
必死で毎日を過ごしてた
ごめんねオンマ
ごめんねアッパ
自慢の娘のままで居られなくて
オンマとアッパが描いてくれた
理想の人生を歩けなくて
ホントはこんな風にしてもらえると思って無かった
サランの事も
こんなに愛してくれると
思って無かった
必死になってる間に季節は過ぎて
気がつくとサランの面倒も
少し余裕が出てきた頃
オンマが
「あのね、
あなたには...少しがっかりした」
そう言われて
胸が苦しくなった
「もっと、周りの人を大切にしなさい
1万人の人と出会っても
その中であなたに好意を持ってくれる人は
せいぜい100人
その100人の中で
友達であれ、なんであれ
あなたを一生愛してくれてそばに居てくれる人は
一人い居るか居ないかよ？
その一人にあなたが好意を持って
一生そばに居たい
そう思える人に出会えるなんて奇跡みたいな物なの」
何を言いたいの？
「誰からも愛されたい
そんなの無理よ」
解ってるって
「好意を持った人が絶対にあなたから離れていかない
そんな事も無理」
知ってる
だって...それの連続だもん
「だから、今愛してくれる人を愛しなさい
等身大の自分で」
だけど、それじゃ誰からも....
違う...
ヨンウナは...彼らは...ハルちゃんは...違った
サランも...
「オンマ？」
「ん？」
「自慢の娘じゃ無くなったでしょ?」
怖い...一番愛されたかった人だから
これを聞くのは...怖い
「え？どうして？」
「だって...」
「Aは、私の自慢の娘よ？
これまでも....これからも
サランが居るAなら解るでしょ?
どんなサランだって好きでしょ？
泣いても、喚いても、思い通りに行かなくても...」
オンマ？
「確かに(笑)思い描いてた通りではないけど？
だけど、それが何？
AはA
私の自慢の娘よ？」
オンマ...
「アッパもそうよ？
何があっても私達はあなたの味方
解って欲しいな」
オンマ...ごめんね
アッパごめん
馬鹿でごめん
解った振りしてごめん
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棚科 - 読み応えのある作品で楽しかったです。ありがとうございました。 (2020年4月2日 4時) (
レス) id: f6cd9b8b46 (このIDを非表示/違反報告)
棚科 - なんだか本場の韓流ドラマをみているようでした。複雑で、じれったくて、(いい意味で！)ため息が出てしまうところとか。そろそろこの押し問答に飽きてきたなーと思った所で場面がガラッと切り替わるところとか。お見事！と思いました。上からですみません。 (2020年4月2日 4時) (レス) id: f6cd9b8b46 (このIDを非表示/違反報告)
マユったん。(プロフ) - ジョンウンペンですがヨンウンと2人の距離感好きなんです。ヨンウンに逢いたくなりました。 (2017年5月8日 14時) (レス) id: 8f101bc657 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - マユさん» コメントありがとうございます^^*そのシーン、私もニヤニヤしながら書いたシーンです( *´艸｀) (2016年3月2日 16時) (レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
マユ - ジョンウンペンチの私が、ヨンウンに泣かされました。ギュにバレた時、サランの顔みて笑うシーンがツボでした。楽しくて一気に読んでしまいました。 (2016年2月23日 2時) (レス) id: 8f101bc657 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2014年4月9日 8時
