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流石に疲れたー
自分だけのものじゃないこの体は
あちこちに負担がかかるんだよねー
ソファ替わりにつかってるベッドにふかーく腰掛けると
すぐに玄関のチャイムが鳴った
えぇ？！
やっと座ったのに？
何だろう？
最近何か買ったかな？
んー...？
引越しもしたし
この子の物も色々居るし
買いに行く暇も体力も無いし
通販で買いまくってるし
記憶が無い
仕方無いなー
ノソノソ立ち上がって
玄関に向かった
ここ、インターフォンにカメラもねぇ！
入口もスルーだぞ？
お前...
ここまで来たんだ聞くしかねぇな
こうやって首を突っ込んじまうんだよな
インターフォンを押しても
うんともすんとも聞こえねぇまま数秒？数十秒か？
そこで待ってると
カチャリ
乾いた音がして5センチ程開いた隙間から
Aの驚いた顔が見えて
次の瞬間閉まろうとする扉に足を突っ込んだ
「ってぇ！」
「ヒチョルが足とか入れるからじゃん！」
「お前が閉めようとするからだろ!?」
「なんでここ知ってんの!?」
「うるせぇ！近所迷惑だ開けろ！」
「ヒチョルが大きな声出すからでしょ？」
「開けるまで出すぞ！
開けろ！入れろ！」
はぁぁ...
盛大にこれみよがしに溜息を吐いたAが
「一旦足どけて」
「開けるまで騒ぐぞ？」
「どけてくれないと開けれない」
流石にドアチェーンはあるんだな
「開けるまで騒ぐからな？」
「解ってるって」
もう一回溜息を吐きながら扉を閉めて
カチャカチャ
何度か乾いた音を響かせたあと
扉が開けられた
おぅおぅ
盛大にブーたれてんな
「俺から逃げきれると思ってたか？(笑)」
「ちょっとだけ...
だって忙しいじゃん
別に探さなくてもいいじゃん？」
「アホか？」
怒られる前の子供みたいなこと言いやがって
「アホだもん
知ってるもん」
「だったら良いだろうが(笑)」
「良くないもん」
「良いんだよ
で？俺に言うことは？」
「ヨンウナには秘密にして！」
はぁぁ？！
お前、何もかもすっ飛ばしすぎだ！
「待て！
まずはここの説明からだ」
そんなに広くない部屋
テレビとベッドと赤ん坊の物
そん位しか置いてないここの説明からだろ？
「ここ？私の家」
ヨンウナ...俺は初めてお前を尊敬した
コイツのこの会話お前は全部把握してたのか？
「家は？」
「出た」
「離婚は？」
「出来てない」
「誰の子だ？」
「私の！」
はぁ...先は...なげぇぞ
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棚科 - 読み応えのある作品で楽しかったです。ありがとうございました。 (2020年4月2日 4時) (
レス) id: f6cd9b8b46 (このIDを非表示/違反報告)
棚科 - なんだか本場の韓流ドラマをみているようでした。複雑で、じれったくて、(いい意味で！)ため息が出てしまうところとか。そろそろこの押し問答に飽きてきたなーと思った所で場面がガラッと切り替わるところとか。お見事！と思いました。上からですみません。 (2020年4月2日 4時) (レス) id: f6cd9b8b46 (このIDを非表示/違反報告)
マユったん。(プロフ) - ジョンウンペンですがヨンウンと2人の距離感好きなんです。ヨンウンに逢いたくなりました。 (2017年5月8日 14時) (レス) id: 8f101bc657 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - マユさん» コメントありがとうございます^^*そのシーン、私もニヤニヤしながら書いたシーンです( *´艸｀) (2016年3月2日 16時) (レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
マユ - ジョンウンペンチの私が、ヨンウンに泣かされました。ギュにバレた時、サランの顔みて笑うシーンがツボでした。楽しくて一気に読んでしまいました。 (2016年2月23日 2時) (レス) id: 8f101bc657 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2014年4月9日 8時
