溺れる愛

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?「すみません、あの〜、先ほど電話したものなんですけど。」

『どうも。こちらでお間違いないでしょうか？』

?「そうそうこれです!!」

『よかったです。スマホ忘れるなんておっちょこちょいなんですね(笑)』

?「いつもは忘れないんですけどね、、(笑) じゃ、これで! ありがとうございました!!」

『いえ、では。』


初めて陸くんに出会ったのはこの時。
この時はまだ、今を輝くアーティストだったなんて知らなかった。



prrrrr…

『もしもーし』

?「あ、A?」

『壱馬久しぶり〜!!』

壱「久しぶり(笑)」

『どうしたの〜? なんかあった?』

壱「あ、今日スマホ忘れて取りに来た人いた?」

『うん、いたよ〜 ってなんで壱馬知ってんの!?』

壱「なんでって、うちのメンバーなんだけど(笑)」

『えっ! 嘘!! ランペのメンバーだったの!?』

壱「そーだよ(笑) ってか俺のグループのメンバー知らねぇってどうゆうことだよ(笑)」

『いや、ごめん。 そうゆうの疎くて(笑)』

壱「お前いつもそーだよな(笑)」

『もーっ、、 その人に壱馬のことよろしくおねがいしますって伝えておいて』

壱「なんでだよ!(笑) ってか、今度飯一緒行こって言ってから一回も行ってねぇんだけど。お前約束忘れたとか言うなよ?」

『あ、ごめん 忘れてた(笑)』

壱「おい。(笑) じゃあ、明日空いてる?」

『空いてるよ〜』

壱「じゃあ明日会社まで迎え行くわ」

『やった! 嬉しい!!』

壱「じゃ明日な」

『うん。おやすみ〜』

壱「おやすみ」




久しぶり話したけどあいつ全然変わんねぇな(笑)
明日ご飯の予定できたし、リハ頑張れるわ





『おまたせ〜』

壱「おっ 仕事おつかれ」

『ありがとう。壱馬もおつかれ』

壱「おう。早く行こうぜ、腹減った」

『うん! どこ行く?』

壱「あー、もう決めてる」

『え、どこ』

壱「秘密」




『えっ! ここずっと来たいって言ってたとこ!!』

壱「予約しといた」

『まじ!? 壱馬すき! ありがとう!!』

壱「おう。」



軽々しく好きって言うなよ。
期待すんだろ……




『美味しかった〜』

壱「シェアしたの正解だったな」

『うん! いろんな種類食べれてよかった〜!!』

壱「また予定合ったら飯行こうな」

『もち〜!! 次は私が壱馬の好きそうなとこ決めとくね!!』

壱「まじ? めちゃくちゃ嬉しい」




?「あれ壱馬?」

壱「あ、陸さん!!」

陸「だれだれ!? 彼女さん?」

壱「幼馴染っす(笑)」

陸「幼馴染かぁ! ん? どっかで会ったことあるような…」

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