きゃ！どんどん強くなっちゃう！3 (ページ19)

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午後、一度部屋に帰って支度をしてから人里離れた山間に集合する

『おまた～！じゃあ念の特訓するけど、よろしい？』

先に到着していたイルミとヒソカを見た

「よろしく、姉さん」

「準備オーケーさ♡」

そんな2人に頷いて念を練る

『そしたらまずは、念の応用技全て見せてほしいんだけど』

私はディルを呼び出す

『ヒソカはディルに見せてね。イルミは私』

「僕もAに見て欲しかったな♠」

「…」

ヒソカの言葉にイルミは相変わらず目線で不快感をあらわにする

『これだけだからさ、データがないと対策もできないでしょ』

そうして二人一組になった
イルミは全ての応用技を難無く見せる

『はい、素晴らしいわ！さすが我が弟』

ヒソカの方も終わったらしい
ディルを戻してヒソカの出来栄えも知る

さすが二人とも合格点以上
でも少し荒っぽいところと、不得手な技をそれぞれ見つけていく

私の念能力でリスト化して紙媒体にして二人に渡す

『はい、念についての得点と得意なところと苦手なところ書いてあるからよく読んでね。
それで、この次にやるのは不得手な技を強化することなんだけど、やり方としては私の念能力で負荷をかけるからそれに耐えて技の鍛錬に臨んでね』

「負荷をかける？♠」

「負荷っていうか邪魔してくる。
念の吸収したり、物理攻撃したり色々。」

『負荷です～。ちなみに、イルミは数年前に私の鍛錬を受けたけど、それよりも今回は厳しいでーす。
もう大人なので、容赦しません～』

私を見る二人の顔が強張る

『さあ、血反吐吐いてもやり切りなさい』

私はディルを呼び出し、笑顔で告げた