きゃ！どんどん強くなっちゃう！２ (ページ48)

今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:108,333 hit

47 ページ48

ウヴォーギンが私に攻撃をする
1発1発が重くて速い

『(これ、当たったら意識飛ぶやつだわ)』

でもネテロ会長のほうが果てしなく強いな

「防ぐだけか？！こいよ！！！」

挑戦的な目で私を捕らえる

低い蹴りが飛んでくる飛びながら後退する
空中にいる間に間合いを詰めて再度殴る
右ストレートを両手で防ぎそのまま掴む
じゃないと浮いている状態では吹っ飛ばされて場外、負けになる

「ここだァ！！！！！！」

拳を掴んだ私を左足で蹴り上げようとする
それを受ける前に右腕を足台にして空中へ飛び上がって避ける

『避けてね！』

空中から声をかけて右足に念を集中して盛大なかかと落としをかます

「！！！！」

ドガーン

フィールドは半球型に窪んで線も見当たらない

『わぁ、頑丈ね』

避けたと思ったら受け止めた上に軽傷
見た目通りの強靭な肉体だ

羨ましいわと彼に言った

『避けてくれたら場外で私の勝ちだったのに…』

私の右足を掴んだままのウヴォーギン

「自分からなんて意地でも出ねぇよ」

私の足首を掴んで投げ飛ばそうとする
引っ張られた拍子に粉々になったコンクリをつかんでウヴォーギンに投げつけた

片手ではらい、今度こそ私を投げ飛ばした

「ハッハー！オレの勝ちだ！」

『残念』

私は衝突するであろう壁に向かって念を放出する
そして跳ね返ってフィールドへと飛び戻る

『投げ飛ばすのは賢明じゃなかったわね』

「！？」

飛び戻った勢いでウヴォーギンの腹に両足蹴りをかまし、首を掴んで捻り抑える

そのまま勢いで相手を引き崩して地面に倒した

ウヴォーギンの身体は線があったであろう所から出ていた

『じわじわと追い詰めるのが1番』

にっこり笑ってウヴォーギンを解放した

ウヴォーギンは負けたのに嬉しそうに私の後をついて来る

あの最後のやつはどうやったオレにも教えろもう一回手合わせなどなど
でかい熊を連れて歩いてる気分だ
変に懐かれてしまった。

『今日はもう無理！絶対誰とも手合わせしない！わかったら明日になるまで待て！！』

わかった？と聞くとわかった！！！！とウヴォーギンは目を輝かせてノブナガのところへ帰って行った

明日の楽しみができて嬉しいのだろう

やっと熊から解放されて見るとフェイタンとフィンクスが組み手をしていた

少し離れたところにヒソカがいて私を見ていた
手を振って来たのでムッとした顔をしてそっぽを向いた