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私の部屋を誰かがノックする

そして入ってきたのはミルキだった。その手には朝食が乗ったプレートを持っていた


『やっぱりミルキだ』

「おかえり姉さん。まだ寝てたほうがいいんじゃねーの?」

そう言ってベッドサイドテーブルに朝食を置いてそばに座るミルキ

私はフルーツの乗った小鉢を取って葡萄をひと粒口に放り込む

『んー、弟ちゃんたちが来ちゃって目が覚めちゃったんだ』

これ食べたらまた寝るよ、実際眠いしね〜と話す

『イルミとミルキはね、もう子供じゃないから私のこと気遣ってくれるでしょ?そうするとね、甘えたくなっちゃうのよね』

ニコニコっと笑いながら話す

「別に朝食届けるくらい、普通にするだろ」

そっぽを向きながらボソボソ呟くミルキ

『お願い聞いてくれてありがとうね!』

「だから、別にいーって」


ぶっきらぼうにそう言ったミルキは朝食を完食したのを見届けるとあっさりと部屋を出て行ってしまった


「じゃあ、飯もしっかり食べたんだし、後は寝るだけだぞ。」

そう言って部屋のカーテンもきっちり閉めて私をベッドに寝かせてから部屋を出たミルキ



可愛いな


うとうとしながら思い眠りについた

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作者名:ふぇもふぁ | 作成日時:2020年5月18日 20時

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