黄金の国の少女 (ページ18)

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合否発表ページ18

今日はこれといったことはなくいつも通り過ごしていた。
午前の授業が終わり、ユウちゃんに誘われてエースとデュースと食堂に向かっているところだ。

エー「監督生に誘われたからいいけどさーなんで寂れた島のやつと一緒に食堂に行かなきゃ行けないだよ、気分下がるわー」

『ごめんなさい。私がいて。そんなに嫌なら、黄金の国の言語の授業も真面目に受けなきゃいいんじゃない？』

ちょっとキレてしまった。

エー「寂れた島に行くだけで単位が取れるんだしそれは真面目に受けて留学できるように頑張りますよ〜だ。」

エースもそういう感じか。まあなんとなく予想はついていたけど。

ユウ「まあまあ、それよりも今日ってVDCオーディションの合否発表の日じゃない？」

デュ「そういえば、そうだな。」

グリ「もう昼休みだってのに知らせが来ないんだゾ」

デュ「現段階で何もないなら、落選したんじゃないのか？」

ユウ「落ちちゃったのかな？」

私たちの空気がどんよりとしていると、遠くからヒュゥーという音が聞こえた。
なんだろうと思ってるのも束の間、私たちの目の前を何かが飛んで行った。

全員「『うわ〜!!!』」

デュ「鼻先をスレスレを通りすぎて行ったぞ！」

ユウ「壁に矢が突き刺さってるよ！」

エー「この矢、手紙が結んである！」

ユウ「なんだろう？ちょっと見てみようよ」

ユウちゃんがそういい、手紙身の内容を見ると

「『ボーカル＆ダンスチャンピオンシップ』
オーディションにご参加いただきありがとうございました
厳正なる審査の結果、
エース・トラッポラ。デュース・スペード。
上記2名を合格とさせていただきます。
つきましては本日の放課後、ポムフィオーレの
ボールルームにお越しください。｣

エー「………え？」

デュ「……………合格？」

全員「『えええええ〜〜っ!!？？？』」

デュ「ご、ご、合格ってことは、僕たちが選抜メンバーに選ばれたってことだよな？」

エー「それ以外あるかよ。よっしゃあ！これで寮長の手伝いしなくて済む！」

グリ「ふな゛ぁ〜！？オレ様はぁ！？あんなにキレキレのパフォーマンスをみせたのにぃ！」

エー「あ、まって。まだ手紙に続きがある。」

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このままいくと文字数できり悪くなるので次行きます。