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ヘリがヘリポートへ止まった。プラーミャはこれに乗って逃げようとしているのだ。
「爆弾はどこに仕掛けているの？」
「今更それを知ってどうする」
コナンくんが聞くが、プラーミャは鼻で笑うようにそう言った。
屋上へ続く扉は鎖で閉められていて刑事さんたちはまだ来れそうにない、でもプラーミャの後ろにはもうヘリが止まってある。彼女は勝ちを確信しているのだ。
「貴方の正体は警察やナーダ・ウニチトージティ、多くの人に知られた。もう意味は無いはずだよ！」
私たち大勢を一気に爆殺なんて不可能、もう彼女は爆発させる意味など無いのだ。
「言ったはずだ、私を知る者は誰1人生かしておけない。のこのこと馬鹿な奴らだ、ハロウィンの飾り程度にしか思っていないんだろう」
そう言われてはたと気が付いた。ここに来る前、見回りをしていた時に見つけたピンクとブルーのランタン。その色はプラーミャの爆薬と同じ色ではないか。
「まさかランタンに……！」
「ダミーを含めた爆薬を至る所に仕込んでおいた。破裂すれば液体は1番低い場所、つまりスクランブル交差点へ向かっていく」
「渋谷の高低差を利用したってわけか」
プラーミャは勝ち誇った笑みでこちらを見下し、ヘリへ向かう。
「爆薬が混ざり合えばかつてない大爆発を引き起こし、私の正体を知る者は誰1人いなくなるというわけだ」
彼女は高笑いをしながらヘリに乗ろうと扉を開けた。このままでは逃げられてしまう、爆発だって止めなきゃ。どうしたらいい、最善策は？
顔ではずっとプラーミャを睨んでいたが、脳をフル回転させ、この非常にまずい状況をどうにか脱却できないか考えていた。
「それが聞きたかったんだよ」
その時、聞き親しんだ声が聞こえた。
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きりきりまい(プロフ) - ユリアさん» コメントありがとうございます。最後まで読んでいただきありがとうございました！感想が励みになります、新作も書こうと思っているのでまたどこかでお会いできたらいいですね。本当にありがとうございました！！ (2023年4月30日 15時) (
レス) id: fbf43580c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - とても面白かったです！お疲れ様でした (2023年4月30日 7時) (レス) @page37 id: 35eeb15dbe (このIDを非表示/違反報告)
きりきりまい(プロフ) - 未零 ♪mirei♪さん» コメントありがとうございます！未零さんの作品も楽しく読ませて頂きました。お互い完結まで頑張りましょう！ (2022年12月29日 8時) (レス) id: fbf43580c0 (このIDを非表示/違反報告)
未零 ♪mirei♪ - 私も、ハロウィンの花嫁の小説作っているんですけど…作品の進みが、尋常じゃないほどすごいです！！！！！！同じ、小説を作っている身として尊敬します！更新待ってます！！ (2022年12月24日 23時) (レス) id: 8da36c452f (このIDを非表示/違反報告)
きりきりまい(プロフ) - 名無しさんさん» コメントありがとうございます。そのお言葉が励みになります。自分のペースで最後まで更新していこうと思うので、最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2022年11月23日 1時) (レス) id: fbf43580c0 (このIDを非表示/違反報告)
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