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その後、村中夫妻の元へプラーミャから脅迫めいたメッセージが届いた。
「予定通り式を決行しなければ、より多くの犠牲者が出るだろう」……こういった内容だ。式は護衛をつけて慎重に行うこととなった。
色々落ち着いてから、コナンくんと共に外へ出た。私がお家まで送り届けますなんて言って。
実際はコナンくんと2人きりになりたかっただけだ。プラーミャやさっきの拉致事件、零のことだって……他の人がいる前では話せないことが沢山あった。
でも色々立て続けに起きて分からないことが多すぎる。一体何から話せばいいものか……。
その時、コナンくんのスマホが鳴った。コナンくんはスマホを取り出し画面を確認すると、私にしゃがむようにジェスチャーをした。
そしてコナンくんはボタンを押し、話し始める。
「そっちから連絡してくるなんて思わなかったよ、安室さん」
「零？何か収穫があったの？」
ご親切にスピーカーにしてくれたので私も電話の相手に問いかける。相手は現在地下シェルターに隔離されている零だった。
「ああ、一刻も早く知らせたくてね」
ちょうど2人ともいるみたいだし、と付け加えて零が話し始める。
「プラーミャを追う組織の情報を掴んだんだ。
組織の名前は『ナーダ・ウニチトージティ』、ロシアからヨーロッパにかけてネットワークを持ち、独自にプラーミャを追っていたみたいだ」
ナーダ・ウニチトージティ──息の根を止めねば。そう言えばあの時の女性も言ってたっけ。プラーミャの息の根を止める、そういう意味なんだろう。
「リーダーはエレニカと名乗る女性。プラーミャに対する各国警察の煮え切らない対応に苛立ちを募らせた彼らは、報復のために組織を立ち上げた。ただいかに民間組織とはいえ、プラーミャにとっては厄介な相手だ。世界中どこまでも追って仕事の邪魔をするのだから」
それを聞いてコナンくんは呟く。
「日本で起きている事件も関係しているかもね、外国人焼死事件や雑居ビルの爆破事件……」
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きりきりまい(プロフ) - ユリアさん» コメントありがとうございます。最後まで読んでいただきありがとうございました！感想が励みになります、新作も書こうと思っているのでまたどこかでお会いできたらいいですね。本当にありがとうございました！！ (2023年4月30日 15時) (
レス) id: fbf43580c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - とても面白かったです！お疲れ様でした (2023年4月30日 7時) (レス) @page37 id: 35eeb15dbe (このIDを非表示/違反報告)
きりきりまい(プロフ) - 未零 ♪mirei♪さん» コメントありがとうございます！未零さんの作品も楽しく読ませて頂きました。お互い完結まで頑張りましょう！ (2022年12月29日 8時) (レス) id: fbf43580c0 (このIDを非表示/違反報告)
未零 ♪mirei♪ - 私も、ハロウィンの花嫁の小説作っているんですけど…作品の進みが、尋常じゃないほどすごいです！！！！！！同じ、小説を作っている身として尊敬します！更新待ってます！！ (2022年12月24日 23時) (レス) id: 8da36c452f (このIDを非表示/違反報告)
きりきりまい(プロフ) - 名無しさんさん» コメントありがとうございます。そのお言葉が励みになります。自分のペースで最後まで更新していこうと思うので、最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2022年11月23日 1時) (レス) id: fbf43580c0 (このIDを非表示/違反報告)
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