４５話 涙 ページ8
ポロポロと重力に従って落ちていく涙を見ていた。涙とはいろいろな感情に合わせて出てくるものだが、この涙は嬉し泣きのようだ。だって、泣いてる本人の顔は笑っているんだもの。
「好きなだけ泣きなさい。今は、頑張る必要はない。仕事できたんじゃないんだろ？」
安吾「ええ、仕事じゃなく、貴方たちに会いに来たんです。貴方はお姉さんのように世話焼きですね。」
「う〜ん。世話焼きかどうかはわかんないけど、安吾君のお姉さんにならなってあげられるよ？おいで。」
そう言って両手を安吾君に向けて開く。さすがに来ないかなあ。
ポスっ
驚いた。あの安吾君が私の腕の中に納まっている。
安吾「…少しだけ、お姉さんでいてください。」
「うん。今はあなたのお姉さんだよ。安吾。」
治たちが来るのは真夜中。今はまだ午後８時頃。この可愛い弟を沢山甘やかそうではないか。
「あはは、あの安吾君がこんなに甘えてくれるとはねえ。だけど、もうすぐ君のほうが仕事では年上になってしまうのだよねぇ。」
安吾「？どういう意味ですか？」
「うふふ、安吾は知らなくてもいい話だよ。そのうち分かるさ。」
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おっと、もうすぐ治たちが来るんじゃないかな。
「ねえ、安吾。もうすぐ治たち来ると思うけど。」
いまだに抱き着いたままの安吾君に声をかける。
安吾「そうですか。名残惜しいですが、お姉さんを離しましょうか。」
そう言って私から離れていく安吾君。
「はは、まあ頼めばいつでも癒してあげるよ。」
ガチャ ドアが開いた。お二人さんのご登場だ。
「・・・・・・・・・・」
安吾「やあ、どうも。お先にやってますよ。」
先生がにゃあと鳴いた。
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どうも、作者のクレハです！この作品も続編行きましたね。有難うございます！
あ、伝えたかったことは、作者ね、もうそろそろネタが切れそうなのよ。だから、番外編を募集したくって。どんな感じのお話なのかを詳しくコメ欄に書いてくれたら、クレハさん頑張って書くから、ネタ頂戴？
ってことです！また、質問、等々も遠慮せず、コメ欄で書いてください。できる限りお返事します！
あと・・・できればコメントとか書いてくれると嬉しいです。よろしくお願いします！
では次のお話で”約束”ですよ？
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樹羅 - 軍× 区〇 ですよ？ (2022年6月11日 17時) (
レス) @page43 id: aaaba77e75 (このIDを非表示/違反報告)
八月猫の気紛れ日和(プロフ) - 60話からいきなり飛んで70話になってますが61〜69話はどこにあるのでしょうか？ (2020年4月30日 19時) (レス) id: b673373efc (このIDを非表示/違反報告)
クレハ - 月煌さん、有難うございます！頑張ります！ (2019年4月14日 21時) (レス) id: ddd19fa939 (このIDを非表示/違反報告)
月煌(プロフ) - すごく良い話ですね！続きとても楽しみです。これからも頑張ってください！！ (2019年4月14日 20時) (レス) id: 5c7616bba1 (このIDを非表示/違反報告)
クレハ - 黒白さん。出来る限り善処します！ (2019年3月23日 15時) (レス) id: ddd19fa939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレハ | 作成日時：2019年3月3日 14時
