敦君、お誕生日おめでとう！壱 ページ47
五月五日、中島敦さんの誕生日ですね！というわけで本編には関係ありませんがお話を一つ。
鏡花ちゃんはまだいない設定で。
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僕の名前は中島敦。訳あって武装探偵社に入社し、そこの上司の太宰さんに押し付けられた仕事をやり終わり、くたくたになって家に帰っている途中です。
敦「早く帰って寝よう。」
そういえば今日は何か特別な日だったような‥。何だったけ？
そんなことを考えているうちに社員寮についた
敦「ただいまー。」
部屋に入るなり僕は布団を敷いて早々に寝てしまった。
その日の夢は不思議なものだった。
真っ白な空間の中、太宰さんのような人がこっちに向かってまるで「おいで」とでもいうように手招きをしているのだ。
そういえば右上に黒い文字で日付が書いてある。古い日付だ。四年前のもの？
敦「え？僕？」
その人に近ずこうとすると僕の横を一人の少年が通った。体は包帯だらけでフワフワの髪を持った少年だった。まるで太宰さんみたいだなぁ。でも包帯で右目が見えない。太宰さんはそんなところに包帯は巻いてないから違うのだろうか。
？「姉さん！今日、織田作と飲みに行くんだ！」
「そう、よかったわね。治。お友達は大事にしなきゃだめだからね？」
治「姉さんは来ない？」
「私は今日仕事が溜まってるから遠慮するわ。」
治「そっか。」
治と呼ばれた少年はそう言うとまた僕の横を通って後方に向かって走っていった。そのまま治君を目で追っていくと僕の後ろには何時の間にか赤毛の男性と真面目そうな眼鏡をかけた男性がいた。
三人は仲良くしゃべっていた。写真を撮ったりしていた。離れたところにいる女性はその光景を悲しそうに、でも決意を決めた顔で見ていた。
暫く三人はしゃべっていた。が、異変が起きた。何時の間にか女性が後ろにいて先ほどの眼鏡の男性と二人で話している。
そして日付が変わっている。何日か進んでいるのだ。
暫くして治君と赤毛の男性も来た。
何かを話し込んでいる。そして眼鏡をかけた男性が立ち去った。女性も、赤毛の男性も。残ったのは治君ただ一人だった。
そんな治君を見てられず僕は前を向いた。
そこにはバスがあった。泣き声がする。子供の声だ。僕は何か危ない気配を感じてバスに近づこうとしたができなかった。体が金縛りにあったように動かない。
そしてバスは、爆発した。
〜〜〜〜〜〜〜
次行きます！
敦君、お誕生日おめでとう！弐→←78話 首領と重力使いとクレープと
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樹羅 - 軍× 区〇 ですよ？ (2022年6月11日 17時) (
レス) @page43 id: aaaba77e75 (このIDを非表示/違反報告)
八月猫の気紛れ日和(プロフ) - 60話からいきなり飛んで70話になってますが61〜69話はどこにあるのでしょうか？ (2020年4月30日 19時) (レス) id: b673373efc (このIDを非表示/違反報告)
クレハ - 月煌さん、有難うございます！頑張ります！ (2019年4月14日 21時) (レス) id: ddd19fa939 (このIDを非表示/違反報告)
月煌(プロフ) - すごく良い話ですね！続きとても楽しみです。これからも頑張ってください！！ (2019年4月14日 20時) (レス) id: 5c7616bba1 (このIDを非表示/違反報告)
クレハ - 黒白さん。出来る限り善処します！ (2019年3月23日 15時) (レス) id: ddd19fa939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレハ | 作成日時：2019年3月3日 14時
