52話 主のために ページ24
「逆らうものは全員殺 せ」
Aがそう言った後すぐにミミックのやつらは飛び出してきた。だが、黒社会でも恐れられる『死神の鎌』の名は伊達ではない。刹那、三人が一斉に飛び出し、辺りを赤色に染める。
紫音「何だ。こんな雑魚ばっかなの？」
「こらこら、紫音。この人たちはちゃんと強いよ。何より心が強い。私では比べ物にならないほどね。」
私は自分が怖いからと弟さえも避けてしまった。私の心は弱い。感情で動かないように気を付けなければ。
「さて、今までは手を汚していなかったけど私も殺るよ。親友のためだしね。今までありがとうね。みんな。ここまで私の手がきれいなのは君たちが手を汚してきたからだ。感謝してる。あと、御免なさい。私のせいで多くの人を手にかけてしまったね。」
紫音「何言ってんだよ。俺たちはA様に助けられたからここに立っていられる。今度は俺たちが助ける番だ。」
香音「そうですよ、A様。私たちがやりたくてやっているんです。貴方様が気にする必要なんんてありません。」
光「うん。あのとき助けてくれてありがとう。」
立派になったね、君たち。あの時拾った子がこんなにも成長するとは。しかも有難う何て言えるようになっちゃって。ほんとに立派だよ。
気ずけば辺りにいたミミックは息をしない肉片になっていた。
「さ、今のうちに子供たちを移動させよう。おじさんも。何処か暫く見つからない場所へ。」
零暖「そうね。暫くご主人様の家に泊まらせてあげたら？あの場所、誰にも教えてないし一人だと広すぎじゃない？」
「そうだねぇ。ま、首領辺りは知ってそうだけど。暫くは私の家でいいか。」
私は最近、引っ越したのだ。引っ越すまでは首領に言われたところに住んでたんだけど、抜けるのに住むわけにもいかなくて探偵社とポートマフィアからある程度離れている場所に住んでいる。
さっきから戦闘しているけどあまり音は立てないようにしている。派手な音立てたら通報とかされるじゃん？だから子供たち起きてないと思うんだよね。
さ、早く起こして家へ連れて行こう。
これから起こる悲劇を見せないためにも。
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ども！作者のクレハです！最近更新が遅くなり、申し訳ありません。
今回のお話は子供たちを助けるためのお話でしたね。果たして夢主ちゃんは織田作を救えるのか！？
では次のお話で。 ”約束”ですよ？
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樹羅 - 軍× 区〇 ですよ？ (2022年6月11日 17時) (
レス) @page43 id: aaaba77e75 (このIDを非表示/違反報告)
八月猫の気紛れ日和(プロフ) - 60話からいきなり飛んで70話になってますが61〜69話はどこにあるのでしょうか？ (2020年4月30日 19時) (レス) id: b673373efc (このIDを非表示/違反報告)
クレハ - 月煌さん、有難うございます！頑張ります！ (2019年4月14日 21時) (レス) id: ddd19fa939 (このIDを非表示/違反報告)
月煌(プロフ) - すごく良い話ですね！続きとても楽しみです。これからも頑張ってください！！ (2019年4月14日 20時) (レス) id: 5c7616bba1 (このIDを非表示/違反報告)
クレハ - 黒白さん。出来る限り善処します！ (2019年3月23日 15時) (レス) id: ddd19fa939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレハ | 作成日時：2019年3月3日 14時
