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『１年生のみなさん、入学おめでとうございます』
先輩の声を聞いたのは、入学式のときだった。
凛と美しくいのに、どこか柔らかい雰囲気を与えるその声に、びりびりしたあの感覚。
式の終わった後もなかなか抜けなくて、一週間はあの先輩の声で耳も頭もいっぱいだったと思う。
そんな先輩の事が好きだと気付いたのはその直ぐの事だった。
でも結局、その一年間先輩に会う事は無かった。
名前も知れず、クラスも知れずに高校生活二度目の春が過ぎようとしたころ。
「ぅあ…へ、ぇっ」
『ご、ごめんっ！…大丈夫だった？』
あの先輩が、女神さまが目の前に現れた。
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きつねくん。(プロフ) - 夢見がちさん» とっても嬉しいです！ありがとうございます…！がんばります (3月17日 15時) (
レス) id: b198eaf02a (このIDを非表示/違反報告)
夢見がち - 好きです。文章の書き方とか、表現の仕方とか、もう、最高です。 (3月12日 20時) (レス) id: cc73f1a66b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴォルペ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2024年3月10日 1時
