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# S.W ページ1

「…お前、どこ行ってたの?」




玄関の前にいたのは、鋭い視線で私を睨む翔太だった。



こんなに夜中に、ずっと、私を待っていたのか。




「お酒、飲んでた。」




「ほんとかよ。」




「うん、ほんと。」




「……はやくいれろ。寒い。」




鍵を開けて中に入ると、翔太はすぐに鍵を閉め、私を壁に押し付けた。




「いっ…」




「…誰と、飲んでた?」




「友達。」




「誰って聞いてんだけど。」




「……佐久間。」




「…ふーん。」





強引に腕を引っ張られ、ソファに押し倒される。




「…痛いっ…て!」





「なんで俺に言わない?」





「佐久間は友達だから、いいかなって。」





…見上げる、翔太の顔が、怖い。





「A、アイツが、男だって事わかってんの?」





「佐久間はそんなやつじゃない。」





「…へー、こんなことされるかもしれねぇのに?」





そういって翔太は私の首筋に顔を埋めた。





「…っん、やめ……った」





赤く跡がついた。痛かった。
けれどなぜか…余裕のない翔太が愛しいと思った。




「……嫉妬とか、するんだね。
私が何されてもいいって思うの、翔太だけなのに。」




私がそう言って翔太を見ると





「…何?煽ってんの?俺多分今日やばいけど。」





「好きなようにすれば?」





「……明日仕事に支障出ても知らねぇから。」





そう私に覆い被さった。

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かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月26日 20時) (レス) id: a4d7feaafe (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年7月26日 20時

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