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しのぶ「カナヲは、好きな男の子いるの?」

アオイ「いるの?!どんな人?」

須磨「えっカナヲちゃんいるのっ?だれだれ?!」

カナヲ「えっ、あっ、えっと…」

まきを「グイグイ行きすぎ!!困ってるでしょ!」






アオイちゃん達がグイグイ聞く中、しのぶさんはただただ微笑んで見守る。

あ、この感じは…好きな人知ってるな。
さすが胡蝶しのぶ様…。


私もなんとな〜くは気づいてるけど!








カナヲ「好きというか…気になる…みたいな……」

蜜璃「恋する乙女は可愛いわ〜!」

なほ「あのっ、聞きたかったことが…」

『どしたの、なほちゃん』

なほ「その、まきをさん達の旦那さんは…良い方なんですか…?」

すみ・きよ「「気になります…!」」





すごい微妙な顔してる…。

…何かされたんだ、宇髄さんに。
ド派手に嫌なことでもされたのかな。

※遊郭連れ去り事件
※しのぶちゃんと少し揉めた(ファンブックに記載)







須磨「天元様はものすごぉぉぉくかっこいいのよ!!」

まきを「そりぁ天元様ですし!!!」

雛鶴「うん。とても素敵な方ね!」

『確かに…宇髄さんは色気もあるし大人ですよね!』

須磨「うんうん!!Aちゃんも天元様のお嫁さんになる?」

『いや、私は伊黒さんとお付き合いさせて頂いてるので』

まきを「蛇柱の方だよね!どういう経緯で付き合ったの?」

『任務で、ですかね…』








.








.









過去のお話。







「ぶっちゃけ、柱の中で一番かっこいいのって誰?」





これは、女性隊士の間ではよくある話。
この話では、私はあの人一択しかないのだ。






「うーん…炎柱様かな!」

「私は音柱様!でも、お嫁さんいるらしいよ…」

「えっ、そうなんだ…」

「Aちゃんは?」

『私は冨岡さんです!』

「「「……え?」」」

「冨岡さん…って水柱様?」

『はい笑』







冨岡さん!と言うとみんな「え?」と困惑する。
なんで?逆に「え?」って感じなんですが…。


私は冨岡さんに助けていただいて以来、兄のように慕っているのもあって、一番かっこよく見えるのだ。




伊黒さんに出会うまでは、その一択だった。









.

出逢い、惹かれ、実るまで。→←好き同士は幸せ者



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作者名:gera | 作成日時:2021年3月1日 12時

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