2話 ページ3
キン カーン コーン カーン(学校のチャイム)
友達「バイバイ緋那ちゃん」
緋那「バイバイ」
学校が終わりました。友達はおりますが良い関係では無い様ですのでいつもの声掛けで会話しています。今日は早く帰って行きたい所があります。帰り道を通ってる所…
緋那「ん?これは…」
??「…」
そこには、青い防具とした小さな小女が倒れてました。
緋那「だっ、大丈夫ですかっ!?」
私は迷わず少女に駆け寄って抱き起こしました。
緋那「!!…こ、これは…」
よく見たら少女は小さい身でありながら沢山の傷と傷口から血が流れていました。どんな所でこんな怪我をするのかではなく、紛れも無く少女を殺すようにを負わせる程の重傷だった事を…!でも一体、誰かこんな事…
…いや!何を躊躇ってるのです。早くその子を連れて祖父母の家で手当てしないと…!と一心で少女を抱えながら祖父母の家へ走って行きました。
緋那「お爺ちゃん!お婆ちゃん!」
バーンッ(扉を強く開ける)
惟子「おや、緋那ちゃん。どうしたの?…??おや、その子は!」
緋那「この子重傷なんです!早く手当てしないと!」
惟子「まあ!ほんとだわ!早くしないと…恵蔵さん!緋那ちゃんが拾ってた女の子凄い怪我してるの。早く布団とか出して!早く!」
恵蔵「何ー!?そりゃ大変だ!!今用意するよ!」
こうして、二人が手伝ってくれたおかげで、少女は無事手当をする事が出来ました。お婆ちゃんは昔看護師さんをやっていて、治療が凄く上手くて、前私が野犬に噛まれた時お婆ちゃんの適切な治療で痛みが治まり、数日後には完治しました。お婆ちゃんが居たおかげでその子を治せる事が出来て本当に良かったと思います。
しかし、見た所、私の知っている少女は少し腰くらいの高さなんですが…、よく見たら、アニメとか漫画に見かける小柄な体型をしています。モンスター?とかの?
…いや、この高さ確か…
…オレカバトル
そう…私がどうしても行きたかったのは、町の店のゲームセンターに置いているカードゲーム。名はオレカバトル。その姿はカードに出てくるモンスターの体型にそっくりで、例えば戦士族の目は色は緑で目の外からは黒色。その子も同じ目をしてます。だが何故、その子が現代に居て重傷を負ってたのか…分かりません。
??「ふーん、モンスターが見えるのか。それに触れてるし。こりゃ面白い事が起きそうだな。」
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作者名:青薔薇の召喚士ラピズラズリ | 作成日時:2023年2月6日 23時