【第十五話】 ページ19
気まずい。
実に気まずい。
沈黙は時間が長く感じる。
席についてから優に1時間は経過している様に思える。
まだ実際は2、3分だろうが。
先に沈黙を破ったのはAの方であった。
「なんで嘘ついたんですか？」
「なんのことだ。」
腕を組みながら深く腰掛け直し、背もたれに体重を預ける。
「お店、決まってないって言ったじゃないですか。
私が焼肉って言わなかったらどうするつもりだったんですか。」
不必要に感じられる嘘に
「まあ、サプライズってことで良いだろ。
お前は奢ると言えば寿司か肉って相場が決まってんだよ。」
寿司なら寿司で当てもあったしなと続ける。
Aは全てを見透かされている様な物言いに更に顔を
「ここは上の奴等の行きつけなんだよ。
真選組の名を使えば予約も容易い。
それに、お前にもわかるだろ。」
�犢掌佑粒垢砲海海茲衞�会に向いた店はねぇ��
確かに周りにこの店の2階を覗き込める様な建物は無いし、
桁違いな料金の店故、邪魔が入る可能性も相当低い。
周りの店を買収しているのは表向きでは夜景の為、
裏では重役級の密会での利用需要を満たす為だったという訳か。
「つまり、何が言いたいんです？」
いつになく真面目な表情で土方を見つめるA。
それに返す様に土方もまた真剣な面持ちで答える。
「A、
お前に聞きたいことがある。」
✴︎
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やま - 次の話が気になります！！更新頑張って下さいね (2022年10月13日 17時) (
レス) @page40 id: 0e3bc286c0 (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - ☆さん» ありがとうございます！嬉しくて何度も読み返してしまいました笑ゆっくり更新していくので気分転換がてら読んでもらえたら嬉しいです☺︎ぜひまたコメントお願いします♡ (2022年9月4日 10時) (レス) id: 496eb1da56 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - とっても好きです。２１話の夢主ちゃんの言葉が、単純で、重くて、強くて、読んでいて圧倒されました。更新の度にわくわくしながら読ませてもらってます🙇♀️無理はなさらず、頑張ってください💖 (2022年9月1日 20時) (レス) @page25 id: f76d03d4ec (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - まつたけさん» ありがとうございます！最近一段と亀更新ですが楽しんで貰えると嬉しいです！またぜひコメントお待ちしてます☺︎ (2022年8月31日 13時) (レス) @page24 id: 496eb1da56 (このIDを非表示/違反報告)
まつたけ - この小説すごく好きです。 (2022年8月15日 19時) (レス) @page22 id: 796715c198 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：威杜 | 作成日時：2022年6月18日 2時
