.遭遇の時間 ページ33
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『 2人で合同任務なんて久しぶりですね 』
無一郎「 毎日学校で顔は合わせてるけど、
隊服姿は確かに久しぶりだね 」
Aと無一郎は
上弦レベルの鬼がいるという情報を聞き入れ、
合同任務に赴いていた。
お互い学校での時間を共にすることで
前世よりもっと親密な仲になっている。
(なお、伊黒はそれが嫌らしい)
『 ⋯っ、来ますよ!! 』
無一郎「 分かった 」
鬼特有の真っ黒な色が見えたAは声を上げた。
両者刀を構えて、
いつやって来るか分からない鬼に備える。
夜明けまで残り数十分だ。
「 あははっ、来たわね!!!
私のおもちゃが!!! 」
『 ⋯愛美、ですか 』
愛美「 今世では私が鬼の始祖よ!!!
無惨様はあんたたちの味方になったんだって?
大方あんたが誑かしたんでしょ 」
無一郎「 黙ってくんない? 」
無一郎が斬りかかるも、さすがは鬼の始祖。
さっと避けてすかさず無一郎に攻撃を加えた。
勢いよく木に体を打ち付けた無一郎は、
あまりの衝撃に気絶した。
『 ⋯田中、増援を要請してください。
柱と鬼舞辻連合軍を 』
田中「 了解 」
そんなことさせないと言わんばかりに
愛美が攻撃を繰り出す。
『 (全集中 虹の呼吸⋯) 』
Aは軽い足取りでぴょんぴょんとそれを避ける。
『 (漆ノ型) 』
イラついた愛美の攻撃は
どんどんと雑に、強くなっていく。
『 “紅蓮華”⋯!! 』
真っ赤に染る目と髪、
ぴょこっと生える耳としっぽ、
隊服のスカートからチラチラと見える赤黒い痣。
Aは鬼化した。
『 ⋯ふざけんな。
誰がてめぇみたいなやつのおもちゃになるか。
クソが。寝言は寝て死ね 』
愛美「 まだ⋯まだ負けてないわよ!!! 」
頸を落としたにも関わらず、愛美の頭部は再生する。
そう簡単には死なないと察したAは、
刀を握り直した。
『 ⋯⋯どっからでもかかってこい。
今からやんのは、“
因縁の戦いが幕を開けた。
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KAINkun - あの…イトナ君の触手は頭からですよ。茅野は首であってますけど… (2020年11月14日 19時) (レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
みやび - 爆豪くんみたいな台詞があってちょっと嬉しかったですwこの小説めっちゃ好きです!これからも頑張ってください!! (2020年4月4日 15時) (レス) id: 195448bd53 (このIDを非表示/違反報告)
nogue - あっ神なんですね。わかります。(`・ω・´)好きです!これからも頑張ってください。 (2020年3月31日 18時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇおれ - 面白いです更新頑張ってください! (2020年3月21日 12時) (レス) id: 675d13869e (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き(プロフ) - 面白いので頑張ってもらいたいとおおおおおお思いまーす!(面白いのでこれからも頑張ってください!) (2020年3月18日 9時) (レス) id: e9bd1f6a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タピ岡義勇 | 作成日時:2020年2月29日 6時