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業はいつの間にか岩の上まで下りてきており、
じっとシロを見ている。
業「 ⋯んで、どうすんの?
俺らも賞金持ってかれんの嫌だし、
そもそもみんなアンタの作戦で死にかけてるし、
ついでに寺坂もボコられてるし。
まだ続けるなら、
こっちも全力で水遊びさせてもらうけど? 」
各々が水遊びという名のデスゲームに向けて準備する。
ある者は手に、
ある者はビニール袋に、
ある者はバケツに。
皆は白装束の男 シロの返答を待つ。
シロ「 ⋯⋯してやられたなぁ。⋯ここは引こう。
この子らを皆殺しにしようものなら、
反物質像がどう暴走するのか分からん。
帰るよ、イトナ 」
Aにはシロに色々聞きたいことがあったが、
ぐっと堪えた。
そして、目をかっぴらいて唇を噛み締めるイトナを見た。
「 どうです? みんなで楽しそうな学級でしょう?
そろそろちゃんとクラスに来ませんか? 」
そう声を発したのは水のおかげで
かなり膨張した殺せんせーだった。
そんな超生物の話を聞かせまいとでも言うかのように、
シロはイトナの名前を呼ぶ。
イトナはすぐシロの横に飛び、
そのまま2人は消えていった。
『 ⋯田中、お願いがあります 』
田中「 なんだ? 」
『 小芭内を呼んできてください。
きっとあの子のことなので
私がやらせている書類作業を
真面目に終わらせていることでしょう。
全身びしょ濡れなので
着替えがほしいんです 』
田中「 分かった。風邪引くなよ 」
『 大丈夫ですよ 』
田中というのはAの鎹鴉だ。
ちなみに、田中で彼女の鎹鴉は
記念すべき100羽目らしく、
歴代の鎹鴉には全員日本人の苗字が当てられている。
理由は“名付けの才能がないから”らしい。
『 業、』
業「 っ〜〜!? 馬鹿!! これ着て!! 」
『 え、えぇ? 馬鹿? 馬鹿ですか、私 』
前原「 こればかりはAが悪いな 」
岡島「 あぁ、そうだな 」
岡野「 鼻血垂らしながら言うなっっ!!! 」
下着が透けていたAちゃんでした。
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KAINkun - あの…イトナ君の触手は頭からですよ。茅野は首であってますけど… (2020年11月14日 19時) (レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
みやび - 爆豪くんみたいな台詞があってちょっと嬉しかったですwこの小説めっちゃ好きです!これからも頑張ってください!! (2020年4月4日 15時) (レス) id: 195448bd53 (このIDを非表示/違反報告)
nogue - あっ神なんですね。わかります。(`・ω・´)好きです!これからも頑張ってください。 (2020年3月31日 18時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇおれ - 面白いです更新頑張ってください! (2020年3月21日 12時) (レス) id: 675d13869e (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き(プロフ) - 面白いので頑張ってもらいたいとおおおおおお思いまーす!(面白いのでこれからも頑張ってください!) (2020年3月18日 9時) (レス) id: e9bd1f6a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タピ岡義勇 | 作成日時:2020年2月29日 6時