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四十六話 心転身 ページ47

「なんか術使えねぇのかよ太刀川ぁー」

「えー……あ、心転身の術。」

「え、NARU○TO?」

「ちげーよ馬鹿。」



確かに術名そのままだけれども。



「俺の使うこの術は使った相手の性格を変えることが出来る。」

「なんだ、入れ替わらねぇのかよ。」

「NARU○Oじゃねぇって言ってんだろ。何ちょっと残念がってんだ。」



残念そうな顔をする宇髄をぶっ叩く。



「じゃあ試しに伊黒に術かけてみて」

「待て、なぜ俺だ。言い出しっぺで太刀川に術をかけるべきだろう」

「なんで自爆しなきゃいけねぇんだよ。それに言い出しっぺはお前だよ、伊黒。四十五話見返して見ろ、お前が術の話言い出してるから。」



そして嫌がる伊黒を実弥に抑えてもらい御札を貼る。

後ろをチラ見すれば煉獄と宇髄がワクワクした顔でこちらを見ていた。



「いくぜ……」


パンっ!



手を叩いた瞬間伊黒の体はふっ、と力が抜ける

そしてゆっくりと顔を上げる





「おい、伊黒?」

「何かな太刀川くん?」

「ブッ!!」




後ろで宇髄が酒を勢いよく吹き出した。




「おお!あんなにネチネチしてた伊黒がこんなにも爽やかに!すごいな、太刀川は!」

「ふはははは!!おい、太刀川!なんでこんな面白い術隠してたんだよ!」

「なんか罪悪感がすごいからこれあんまり使いたくないんだよ。」




爽やかな笑顔を浮かべる伊黒を俺は複雑な心境で見つめる。



「実弥、どう思う?これ……」

「気持ちわりぃから早く術解いてくれぇ……」



そうだよな、気持ち悪いしなんか申し訳ない気持ちになるよな。


「そうだ太刀川くん。昨日は幽霊祓ってくれてありがとう。君のお陰で僕はいつも任務をこなすことが出来るんだ。」

「やめてくれぇえ!伊黒!そんな中学生の様な純粋な笑みを俺に向けないでくれぇ!」



気持ち悪かったのですぐに御札を剥がした。

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病葉 - ……………ってか五条悟ぅぅぅぅ (2020年12月26日 9時) (レス) id: 5950959ea4 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 最高に面白かったです!!! (2020年12月6日 19時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - cvを中村悠一さんイメージにしてくださってありがとうございますm(_ _)m (2020年9月5日 21時) (レス) id: 66cf0f24ad (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - ↓空気読まないコメント (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - 弁護士と書いて実.弥と読むw (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年3月15日 19時

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