霊柱は胡散臭い【鬼滅の刃】 (ページ45)

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四十四話柱合会議ページ45

「御館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」

「ありがとう。行冥…」

現在は半年に一度、鬼殺隊本部に柱全員が集結して行う会議が行われている最中である。

いつも通り任務の報告、鬼殺隊の今後の方針や継子の人材など話し合いをする。

「今回は新たに柱となる者を君達に紹介する」

「新しい柱…！」

花柱の殉職。それによって柱には1つ空席がある状態だ。

「おいで、杏寿郎。」

そう言われて奥から現れたのはいかにも熱い！って感じの男だった。

「うむ！今日から炎柱を名乗らせていただく煉獄杏寿郎だ！至らぬ点はあるかもしれないが共に柱として鬼殺の任務を遂行しよう！」

「みんな、仲良くしてあげてね。」

とんでもねぇやつが来た。
いや、絶対良い奴だけど………

「守護霊でっか……」

「？」

となりに座る実弥に訝しげに見られたが仕方がない。

冨岡以上だ。先祖だろうか？双子レベルでそっくりだ。
もうあれ守護霊とかの騒ぎじゃねぇ…煉獄は太陽背負ってる。

現にやつに近ずく霊は燃え尽きている。そしてそばにいる御館様の守護霊を燃やす勢いだ。

こんな危険人物が今まで存在していたというのか

「この後、夕餉が準備してあるからここで食べていくといいよ。杏寿郎とも仲良くなって欲しいしね」

「「御意」」

嫌だな。普通に良い奴そうだけど怖い。
太陽と一緒にご飯食べるとかどんな拷問？