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三十二話 交霊会 ページ33

「はい。ではこれから交霊会を始めたいと思いまーす」

「「いえーい」」

「ちょっと待ってください。」


笑顔で胡蝶妹が手を挙げて流れを止める。
現在、いつメン柱と胡蝶妹で円を作って正座をしている。そしてその円の中央には蝋燭がたっている


「いいか胡蝶妹。交霊会は霊媒者を通して死者と会話をする会だ。簡単に言えばオフ会だ。」

「聞いたことないですよそんな地獄のオフ会」

「ちなみに実弥達は霊感あるから呼んだ。人が多い方が見えやすくなる。」

「あぁ、不死川さん達ただの野次馬かと思ってました。」



理由があったんですねと呆れた顔をする胡蝶妹。

まぁ、それは置いといて。




「現在、俺の隣にはカナエさんがいる」

「いんのかぃ。」

「今は俺にしか見えねぇが俺が術を発動するとみんなに見えるようになっちゃいまーす。」

「さすが太刀川。派手に胡散臭いだけあるな」

「それ関係ないですからねー俺は胡散臭くないです、誠実な男ですー」

「この前客から御札代として大金請求してなかったか?」

「伊黒黙ってなさい。あれはオレ流の商売だ。」

「訴えられろ詐欺師」




友達によって次々と俺の悪事がバレていく。やめてよ、ただでさえ胡蝶妹に嫌われてんだから。





「太刀川さん……貴方そんなことしてばかりだといつか首が飛びますよ。」

「首が飛ぶって会社じゃないんだから」

「俺が派手に飛ばしてやるよ、物理で。」

「物理……」




死ねってことか。酷すぎる。




「太刀川ってよく死ねとかさんざん言われてるけどなんだかんだ霊祓ってくれるしな。」

「勘違いすんな宇髄。伊黒からの死ねは純粋な死ねだが実弥からの死ねは「信用してるんだからね」の死ねだからな。なぁ、実弥。」

「いや、お前への死ねは9割「死ね」って意味の「死ね」だ。」

「派手に勘違いしてんのてめぇじゃねぇか」



いやいや残り1割は死ねって思ってねぇから優しいよ。実弥は。

三十三話 降霊術→←三十一話 期待



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病葉 - ……………ってか五条悟ぅぅぅぅ (2020年12月26日 9時) (レス) id: 5950959ea4 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 最高に面白かったです!!! (2020年12月6日 19時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - cvを中村悠一さんイメージにしてくださってありがとうございますm(_ _)m (2020年9月5日 21時) (レス) id: 66cf0f24ad (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - ↓空気読まないコメント (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - 弁護士と書いて実.弥と読むw (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年3月15日 19時

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