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あれから授業を受ける気にはなれなくて、屋上でサボりながら帰っちゃおうかな、なんて考える。
ガチャリ、とドアが開く音に特に驚かなかったのは、なんとなく、いや、８割くらい、来るだろうなと思っていたからで。
「お前ほんと分かりやすいよなー」
「…深澤に言われたくない」
ゴロン、と寝転んだ私の隣に同じように体を倒すと顔だけをこちらに向ける。
思ったよりも近くてドキッとしてしまった事がバレないようにすぐに空を見上げた。
「あっちぃな」
「…だね」
「俺んち来る？」
「…は？」
あまりにも不自然な流れに思わず顔を向けてしまって、思ったより真面目な顔をした綺麗な雌雄眼と目が合った。
「どうせならサボろうぜ」
帰ろうかなと考えていた事まで分かっているのか、いないのか。
どちらでも、こういうのを波長が合うというのだろう、なんて思う。
「…別に、いいけど」
「よし、決まり。裏門から行けばバレないから」
「…常習犯じゃん」
サッと立ち上がる深澤につられるように私も起きて、スカートを払った。
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バンビ(プロフ) - 葉月さん» 葉月様、コメントありがとうございます。これからも楽しんで頂けるように頑張ります。これからもよろしくお願いします。 (2022年4月22日 16時) (
レス) id: 0059ecb2b1 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 本当に話一つ一つ大好きです。これからも応援しています！無理になさらないように自分のペースで頑張ってください♡ (2022年4月22日 15時) (レス) @page49 id: e15b346611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バンビ
| 作成日時：2021年12月4日 22時
