香り ページ15
あの不思議な和歌を見つけた日から、ずっと引っかかっている
何かを忘れている気がする…
埋まらない何かがあるけどそれが何か分からない
同僚「へぇ、その和歌って恋の歌だよね?」
「まあ、意味調べたらそんな感じだった…」
同僚「誰から送られたの?」
「うーん……それも分からないんだよね……」
同僚「知らないうちに自分で書いたとか…」
「そこまで痛い人じゃないよ!」
同僚「冗談だって!あ、それでさ……」
昼過ぎ頃、ランチをするため並木道を歩いていた
気温も徐々に高くなり、夏を匂わせるかのような天気だ
道には様々な人が行き交っている
同僚と他愛もない話をしながら、平凡な時間を過ごしていた
?「………A」
「……え?」
誰かに名前を呼ばれた気がした
同僚「ん?どうしたの?」
ふと立ち止まった私に首を傾げていた
「今、名前呼ばれたような……」
同僚「誰に?」
「……分からない……」
見回してみてもそこに思い当たる人物はいなかった
ただ………
名前を呼ばれた瞬間、
どこか懐かしい香りが鼻を掠めた
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*ゆず* - す、すごく良いです(;ー;) (2018年12月8日 23時) (レス) id: 54dcbc5513 (このIDを非表示/違反報告)
鶴華月(プロフ) - 緑さん» 泣いていただけるとは!!光栄です!!読んでいただきありがとうございます!!!! (2018年6月8日 10時) (レス) id: 2acc915b67 (このIDを非表示/違反報告)
緑 - めっちゃ泣きました…。 (2018年6月8日 0時) (レス) id: 655aa0a522 (このIDを非表示/違反報告)
あずき - 涙がでてきました。現世に行ったとき、 (2018年4月6日 0時) (レス) id: c88c4d3afb (このIDを非表示/違反報告)
鶴華月(プロフ) - かきさん» ありがとうございます!個人的にヤンデレっていうシチュエーション結構好きなんですよ笑 (2018年3月1日 15時) (レス) id: 2acc915b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鶴華月 | 作成日時:2018年2月27日 23時