年月が流れる流れる ページ8
なんやかんやで私の小学校生活は幕を閉じた
「なんかあっという間だったなー」
「あんなに小さかったAがもう、中学生になるのか…
人の流れは早いものだ」
「でしょ!制服だよ!部活だよ!すごい楽しみ♪
でも、勉強とか難しくなるんでしょ?大変そうだけど頑張る!!」
「…な、なぁ、A。 きみは忙しくなったら、もうここには来なくなってしまうのか?」
そんな切ない表情しないでよ…
「何言ってるの?鶴丸!来るに決まってるじゃん!鶴丸と話してる時が1番楽しいんだよ?その楽しみを無くすわけないじゃん!!」
「そ、そうか/// そいつを聞いて安心したぜ。
しかし、くれぐれも無茶だけは…」
「しないよ!約束したもん!」
あの時の約束… 忘れてないよ。もう、あんな表情させたくないもん。 だから… 安心してね
中学校入ってからも私は鶴丸のところへと通った
昔と変わらず話をしたり、遊んだり…
部活もあり、会える時間は少なくなったが、それでも限られた時間を今まで以上に満たすかのように過ごした
もちろん。鶴丸との約束を忘れずに…
部活が長引いて夜遅くになってしまったり、テスト勉強で追われる日は会う時間を短くしたり、会うのをお休みしたり
毎日が充実して楽しかった
あの事件が起こるまでは…
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作者名:鶴華月 | 作成日時:2017年11月25日 22時