よんじゅうに ページ42
ラグの上にそっとAを押し倒すと、もう数えらんないくらいしてんのに恥ずかしそうに目を逸らされる。
全然慣れる気配なくて、どうしようもなくかわいい。
赤ちゃんみたいに柔らかいほっぺたを撫でて、名前を呼べばゆっくりだけどこっちに視線を戻してくれて。
それだけで嬉しくて、少し心拍が早くなるのを感じる。
Aの顔の両脇に肘をついて、もう一度深くキスを交わす。
やっぱりまだ慣れないAはすぐに息が上がっておれの肩を押してくるのが毎回かわいくて。もっとしたくなる。Aが死んじゃうからしないけど。
仕方ないから離れてあげて、少し休憩を挟んでからもう一度重ねる。
呼び捨てになんてされて、今日のおれいつも以上に余裕ないからね。
キスをしながらAが身に付けてるの全部剥がして。
弱いとこなんてもう分かってるのをいいことにそこばっかり攻めて。
でもAが気持ちよくなりたい、って時にはわざとずらして意地悪したりして。
そうすると「きらい」なんて涙目で言うからもっと意地悪したくなっちゃうんだよねってことをAに伝えたら、「悪趣味」って笑ってくれるかな。
ここでしたらラグが汚れちゃうのは分かってたから、ベッドに移動しようと思ってたのに。最中もAが一生懸命おれの名前呼んでくれるから移動する余裕も、ゴムがないって気が付く余裕もなくて。
慌てて引き抜いて、Aのお腹の上に吐き出した。
「っは、ごめん」
「ん」
Aは力なく首を横に振ってくれるから、もう一度ごめんと伝えておでこにキスを落とす。
ティッシュの箱を手繰り寄せて、2枚取り出して汚してしまったAのお腹を拭く。
「シャワー浴びる？」
「あびる」
「ンフ、眠いっしょ？」
「ねむたい」
半分目が閉じかけてるAを抱きかかえてお風呂場に向かった。
結局我慢できず風呂で盛ったおれに付き合ってもらって、2回戦目を終えてベッドに寝転がるともう真夜中。
「A明日何時？」
「あしたオフ」
「おれも、奇遇だね」
「もうしないよ？」
「しないよ、ごめんね無理させて」
腕の中のAの頭を撫でると、胸元に擦り寄ってくる気配を感じて、誰かの家の茶色い娘さんを思い出す。連れてくんなとか言ってたけど、実は結構好きだったんだよな、あの子。元気してっかな。
「たかくん」
「ん？」
「もう他の人とちゅーしないでね」
「うん、でも小山がしてきたらごめん」
「そしたら小山くん処す」
「処す？！笑」
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ねぎ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん！終わらせてみました！ありがとうございます〜(; ;)わたしも恋しくなってきたので、またいつかこの2人でお話を書けたらなと思います！読んでいただきありがとうございました！別作品もよろしくお願いします！ (2022年6月21日 8時) (
レス) id: ad33ce073d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ついに終わってしまわれたのですね…！！！バタバタしていて、読むのが遅くなり、最終回とても寂しいです… 。もしまた機会があれば、続編等ご検討ください…！！！別作品の更新も楽しみにしております！ (2022年5月22日 22時) (レス) @page50 id: a9e1723e86 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 由乃（よしの）さん» わー！ありがとうございます！！！楽しんでいただけるような続きを書けるようにがんばります！！ (2022年1月11日 1時) (レス) id: 8a17a4a235 (このIDを非表示/違反報告)
由乃（よしの）(プロフ) - きゃあーたかくんがあああ！ 続き楽しみです！！ (2022年1月10日 21時) (レス) @page33 id: a4b9ddb561 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - はなさん» え〜！ありがとうございます！！これからもバンバン出します！！！ (2022年1月8日 0時) (レス) id: 8a17a4a235 (このIDを非表示/違反報告)
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