恋愛相談所 ページ17
☆リクエスト 孫子さん
場地さんとの絡みを！
※血ハロ後、中学生の場地さんでーす。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「好きです……あのっ、私と付き合ってください！」
『……？』
放課後、ダラダラと歩きながらコンビニに向かっていると近くの公園から何やら女の子の声が。
気になってチラッと見ると……
『……え』
そこにはあの恋愛とは無縁の場地さんと、頬を赤くしながら場地さんに告白する可愛らしい女の子の姿が。
「…わり、俺お前のこと知らねェわ」
「…え、あっ……そうですよね。あ、ごめんなさい」
可愛い女の子はそう言って泣きながら帰って行く。
『……は？』
その現場を見た私は、コンビニなんかすっ飛ばして場地さんの元へ駆け寄った。
『おいコラ、場地圭介！』
「おー、村山じゃん」
『おー、じゃないですよ！なんですかアレ！』
私は、突っ立ってる場地さんに迫ってそう聞く。
すると、彼は眉間に皺を寄せて不機嫌そうに私を見つめた。
「何って俺もよく分かんねぇよ。何か急に知らねぇ女から好きって言われてもよ」
その答えを聞いた瞬間、私は自然と大きなため息が出た。
『取り敢えず、ベンチ座って話しましょ』
私達はあの時と同じように公園のベンチに座り、話し合った。
『えっと、まず女の子にあの振り方はナシっすね』
私の唐突のダメ出しに場地さんは再び顔を顰めさせた。
クソ、まるで女子を分かってないぜコノヤロー。
「じゃあ他になんて言えばいいんだよ！てか、俺アイツのこと知らねェし！」
ホント馬鹿だなぁ、この人。
興味無いことは眼中にナシ……か。
『あの子、多分場地さんの割と近くにいる子なんじゃないですか？ちょっとよく思い出して下さいよ。場地さんと制服も同じなんだし』
そう言うと、彼は険しい顔をして"うーん"とか"はぁ"とか唸りながら考え始めた。
おいおい、マジで？
ここで思い出せないはダメよ？
「……あ、アイツ俺の隣の席のやつ」
『はい、キタコレ』
しゃー！と思わず小さくガッツポーズを取る。
そうだろうと思っていたよ。
そして私は再び場地さんを見て言う。
『ゴホン、これより私がおバカなキミに女子の扱い方と恋愛について教えて差し上げましょう！』
「はっ、くだらな……俺帰るわ」
途端ベンチから立って帰ろうとする場地さん。
『え、待ってください！お願いだから待ってくれ！ちょっと…！』
彼の制服を後ろから掴んで私は縋る始末に。
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光と慈雨(プロフ) - テンさん» あ、気づきましたか！ (2021年9月11日 7時) (
レス) id: 51906293e9 (このIDを非表示/違反報告)
テン(プロフ) - 本編の方とかこの番外編見て思ったのですが、もしや作者さんクリー〇ハイプ好きですね？ (2021年9月10日 22時) (レス) id: 75ef3128fa (このIDを非表示/違反報告)
れん - リクエスト受けていただきありがとうございます！もう1つリクエストなんですが、ココくんに照れてほしいです！ (2021年9月8日 16時) (レス) id: 9da8997a87 (このIDを非表示/違反報告)
riri(プロフ) - 誤字が多くてすみません。 (2021年9月7日 20時) (レス) id: 64da3cbeaf (このIDを非表示/違反報告)
riri(プロフ) - せてもらってます！！夢主ちゃんが好きすぎて本編もifも毎日読み返してます！！それでダメ元で一つリクエストしたいのですが、、フィリピンマイキーに会ってしまった夢主（マイキーと同い年）に会いに行くみたいな設定で書いていただけないでしょうか！！ (2021年9月7日 20時) (レス) id: 64da3cbeaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光と慈雨
| 作者ホームページ：http:// http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2021年8月28日 17時
