ドラム缶洗濯機。

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白「以上、リポーターの村上がお届けしました〜」



なーんて一人でぶつぶつ言ってたら、後ろから舘さんに話しかけられた。



赤「ラウール？何一人で話してるの？笑」


白「あ！舘さん！ううん、なんでもないよ！！」



一人で話してたんだものそりゃあ不審に思われるけどきゅるるんとした瞳で見つめてなんとか話をそらさせる。


そして、いちゃつくカップル(仮)たちを見ながら、



白「みんな恋愛禁止って言ったのに、なにしてんだか、、笑」


赤「そうだねえ、笑俺は見てて楽しいけど、ルールを破ってるわけだから良くないよね、、」



ちょっとしょぼんとして言うものだからなぜか申し訳なくなっちゃって変なことを口走る。



白「じゃ、じゃあさ！！偏見恋バナ大会しようよ！！あくまで偏見ね？誰が誰を好きそうか、って話すの！」


赤「ふふっ、いいね、やろっか笑」


白「じゃあまずー、」



想像以上に盛り上がった偏見恋バナ大会。


僕と舘さんの偏見はぴったり同じで岩本くんとふっかさん。阿部ちゃんと佐久間くん。めめと康二くんがペアであがった。



白「ふっかさんたちと佐久間くんたちは大丈夫だけど康二くんとこはめめの片思いだろうなー笑」


赤「確かにね笑頑張ってほしいな笑あ、あくまで偏見ね？笑」



そういえば舘さんとしょっぴーって昔結婚の約束結んだみたいなこと言ってたよね？


舘さんはそのこと覚えてるのかな、？



白「舘さんはしょっぴーとどうなの？」


赤「翔太と俺？、、カフェの店長と店員だよ笑」


白「それにしては仲良しだよね？」


赤「翔太の歳も同じだし一緒に仕事していくうちに仲良くなったんだよ笑」



そんなふうに言ったけど困り眉で笑っている舘さんをみて僕は何も発言せずにじっと見つめた。



赤「って言いたいところなんだけどね、これは偏見じゃなくて本当の話ね？俺と翔太は幼なじみだったんだよ」


　「大切な約束もしたんだけど、俺はもうそれは忘れたふりをすることにしたから、もういいんだ、笑」



少しせつなそうな表情。軽く吐いたため息。


しょっぴーはそれをちゃんと覚えてるよ！って伝えてあげたほうがいいのか伝えないほうがいいのあか考えてるうちに舘さんはぱっと立ち上がって



赤「よし、偏見恋バナ大会終了！片付け始めちゃおっか」



と言ってキッチンの方へ行ってしまった。


舘さんがいなくなったことで、僕は今の話を盗み聞きしていたしょっぴーと目が合ってしまった。

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