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ふっかさん達の様子を見てわかったけど、僕が手伝ったところで特別広いわけでもない部屋では邪魔になってしまうことがわかった。


今日は観察だけにしておこう。


次は向かい側のしょっぴーと宮舘さんだ。


ふっかさんたちを観察しながらなんとなく視界には入っていたものの、気づいてしまったことがあった。


しょっぴーは、なにも、していない。


というかさっきまでは宮舘さんが、テキパキと動いていてしょっぴーは何もしていなかった。


今覗いてみると、なぜか二人でティータイムをとっていた。


あ、そうか。


この二人は普段から一緒に働いているし、顔を合わせること自体は別に気まずくないんだ。


しょっぴーが一方的に幼馴染だってことを思い出しちゃって気まずくなってるだけか。


それにしても店長の部屋の手伝いもしないしょっぴーに一応お叱りを入れるべきだろう。




白「しょっぴー。」


青「お、ラウじゃん。どうした?」




改めて部屋を覗くと、しょっぴーは自分の家かのようにめちゃめちゃにくつろいでいた。




白「ちゃんと宮舘さんのお手伝いしてないでしょ!」




僕がしょっぴーの前で腕を組んでそう言うと、本人は図星みたいで苦い顔をした。


しかしすぐに僕の腕は誰かに解かれ、手を取られると、手の上に何かを置かれた。




赤「これ、俺の店で作ってるお菓子なんだ。よかったら食べてみてね。翔太には試作品の試食をしてもらってたからいいんだよ。」




宮舘さんは優しい、柔らかい笑顔でそう言った。


その後ろでドヤ顔してるしょっぴーは気に食わないけど。


ちょっとまってそんなことより翔太!?


宮舘さんってしょっぴーのこと呼び捨てで呼んでるの!?


宮舘さんとにお礼をいいって部屋を出た僕は宮舘さんの翔太呼びが耳から離れなかった。














またまた新作を出してしまいました…。


めめこじメインのかなり悲しいお話です。


悲しい表現が苦手な方はお避けください。


fairy-land

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塩里(プロフ) - ゆなさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!更新頻度は遅くなってしまいますがこれからも読んでいただけると嬉しいです! (2023年1月12日 14時) (レス) id: e0f966ef53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - いつも楽しみにしてます!更新して頂けるだけで良いんです!大好きです! (2022年12月26日 1時) (レス) id: 9127acbd54 (このIDを非表示/違反報告)
塩里(プロフ) - 。さん» すみません!教えていただきありがとうございます!また間違えていたらよろしくお願いします、笑 (2022年9月25日 22時) (レス) @page4 id: e0f966ef53 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 知り合いは四人です (2022年9月17日 4時) (レス) @page4 id: d6b978f9df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:塩里 | 作成日時:2022年9月12日 0時

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