ドラム缶洗濯機。

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そんなこんなでやってきた入居日。


朝から幼稚園児たちはそわそわしていた。


予定の時間通りに家のチャイムが鳴り、今日も今日とてイケメンすぎて眩しい４人が現れる。


対象的に幼稚園児たちは僕の後ろに身をかがめて隠れ、緊張しているのか４人に挨拶しようとしない。




白「ほら、作戦頑張るんじゃなかったの？」




僕がこそっと言うと、何故か後ろでじゃんけん大会が始まり、ふっかさんが飛び出した。




紫「い、わもとさん、！！あの、俺、えっと、はずめましてっ！じゃなくて、あの」




おーいふっかさーん？


昨日までの自信はどうしたんですかー？


顔も真っ赤だし、呂律も回ってないし、はずめましてとは？？


これじゃあまるで好きな男の子呼び出す女子中学生だよ？？


岩本さんは突然まともに日本語を喋れない生物に絡まれ、きょとんとしたもののふっかさんから聞いていた通りの普段の顔からは想像できないようなくしゃっとした可愛らしい笑顔をふっかさんに向けた。




黃「こんにちは笑。そんなに慌てなくて大丈夫ですよ笑。公園で転びかけてた方ですよね？」


紫「そうです…！そうなんですけど…。あのことは忘れてくださいー！！///」


黃「ふふっ、可愛らしい方だなって思っていて、また会えたらいいなって思っていたのでまた会えてうれしいです。」




岩本さんはふっかさんを覗き込むようにして頭にぽんぽんと触れた。


ふっかさんは首までゆでダコみたいになって固まってしまった。




黃「あっ、すいません！つい、…。俺可愛いものとかが好きで…」


紫「かわっ…！？あ、いや、だいじょ、ぶです…///」




ふっかさんはもうだめみたいです。


後ろで笑ってるお三方？多分あなた達も危ういですよ？


自分は大丈夫と思い込んでいる３人がふっかさんを保護し、全員でとりあえずリビングへ向かった。

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