検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:10,673 hit

マタネ ページ14










あの後、1時間もしないうちに店を出た。







ジュリくんとの約束もあるし、瑞稀くんも指名が入ってしまった







まぁどちらにせよ会話は途切れ途切れだったから良かったけど






約束の時間まで1時間も余ってしまった









何処に行く訳でもなただただ歩いていた






キャバ嬢やホスト等もいるがヤクザもゴロゴロいる





だからナンパなんて日常茶飯事







だから名刺を出して



"此処で待ってるよ"







なんて全て私の利益にかえてやる








最低でしょ?





ふと目をやると男の子が






5、6歳くらいの






路地裏に向かい歩いていた






咄嗟に





『だめっ!』





と男の子の腕を掴んだ







この先は行ってはいけないよ






と男の子に伝れば






「ママが、ママが」








泣きそうなのを堪えながら訴えてきたもんだから







ギュっと抱き締めた









『ママがどうしたの?』











「いつ、いつもね…よ、るになると……いなくっちゃう」






「ママのね、ことをね、追いかけたらね」









「こんなかにいっちゃったの…」








「おねえちゃん。 ママはぁ、?」












きっとその先にある【東龍会】の オンナ になったんだろう







ダメだとは分かっているが






ジュリくんに





急用ができました。今日は行けそうにない









と連絡をし









男の子を連れて交番に向かおうとした




















男の子に拒まれてしまい








仕方なく私の家へと向かった










「Aチャンっ」

マタネ→←ヒサシブリ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
145人がお気に入り
設定タグ:HiHiJets , 井上瑞稀 , 田中樹
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おさく | 作成日時:2021年12月16日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。