episode 9 ページ10
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You side
『んん…』
目を開けるとそこには見慣れない天井があった。
なんだか長い時間眠っていた気がする。
さっきまで丈くんと話していたはずなんだけど…。そのあとどうしたんだろう？やばい、記憶がない。
和「あれっ、目覚めたー？」
わずか数センチの距離に大橋和也の顔。
私は硬直した。
和「ってあれ、大丈夫？」
『大丈夫、です…？』
和「なんで疑問形なんよー笑」
『すみません……』
和「ああごめんごめん！全然責めてるつもりなかった！！急に目覚めたらこんなとこおるとかビビるよな。んーと、端的に説明するとね、俺もよく分かってないんやけど
丈くんが倒れたAさんを抱っこしてきてん。」
ん？？？？？
丈くんが私を抱っこ？？？
頭の上にはハテナが浮かぶばかりだった。
ただでさえ〈目の前に大橋和也〉とかいうありえない状況下にいるというのに。推しが私をお姫様抱っこ？情報過多すぎませんか？？？
和「周りに大人の人おらんくってとりあえず俺らの楽屋に連れてきたって感じやと思うねんけど」
待って待って…じゃあつまりここは、なにわ男子の楽屋…？
あまりの情報量に頭がパンクしそうだ。
とにかく早く出ていかないと、色々と迷惑を掛けてしまう。というかもう現在進行形で掛けまくっている。
『ほんと迷惑ばかりかけてしまってすみません、すぐに出ていきますので…』
立ち上がった瞬間、ふらついてしまった。
和「わ！大丈夫？！？！」
大橋くんが肩を支えてくれたので転ばずに済んだ。
『あ……すみませんほんとに…』
和「無理せんともうちょいここで休み！こっちのことは気にせんでいいから。な？」
『ありがとうございます…。』
自分の不甲斐なさに苛立ちを覚えながらも、今は優しさに甘えることにした。
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ふじわら(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです。。。遅筆ではありますが今後もご愛読いただけると嬉しいですㅠ ̫ㅠ♡ (12月26日 21時) (
レス) @page34 id: 1080acb807 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 初めて感想送ります！とっても面白くて一気に読んでしまいました。今後更新のご予定は未定かと思いますが、素敵な小説を書いていただいたお礼だけ伝えたくて！本当にありがとうございました！ (12月24日 13時) (レス) id: 2b52eec9b5 (このIDを非表示/違反報告)
深澤りん(プロフ) - ふじわらさん» はい！面白いので更新待ってます！ (2022年4月28日 18時) (レス) id: 214e1122e7 (このIDを非表示/違反報告)
ふじわら(プロフ) - 深澤りんさん» ありがとうございます(;_;)今後も更新は不定期になりますがよろしくお願いします(＞＜)♡ (2022年4月28日 7時) (レス) id: ca5bf718f6 (このIDを非表示/違反報告)
深澤りん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！続きも楽しみにしてます！ (2022年4月27日 17時) (レス) @page24 id: 214e1122e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふじわら | 作成日時：2022年3月5日 0時
