ヒロイン

彼へのカミングアウト ページ47

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『亮くんです！』





私がそういった瞬間 , 会場が割れそうな程の叫びが響いた .






司会「会場の湧き方がすごい…笑
吉沢さんはこのことは初めて聞いた感じですか？」




亮「そ , う , で , す , ねえ… .

いや , 今までAの要望で公表してなかったんですけど
僕達はとこなんですよ .
お互いの母親同士がいとこで , とても仲が良かったので
隣りに住んでいたんです , だから小さい頃からずっと一緒にいました . 」





またもや会場が割れそうになった .

よく見れば似てるとか言い出す人もいた .





『そうなんですよ , だから共演が決まった時は
やっと追いつけたっていうこともあり大泣きしました .
ずっと憧れてた人の相手役ができるなんてって思うと
今でも泣きそうになっちゃうんです . 』





司会「今日はすばらしいお話と共に
初耳学まで知ることができましたね！！

では , 最後にお二人で締めをお願いします！！」






その言葉を合図に映画の宣伝をしてその日は終わった .









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楽屋




亮「まさかのことでびっくりだったよ .
さっきの作り話とかじゃないよね？笑」




『そんなわけ無いじゃん！！
亮くんのことは小さい頃からずっとリスペクトしてたもん . 』




私の話したことで盛り上がっていると
私のマネージャーさんがすごい勢いで部屋に入ってきた .

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