ヒロイン

彼との出逢い ページ5

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翌日.



少し早く着いてしまったのでLDHのロビーで待っている.


携帯を眺めてたら亮くんからLINEが.





〈俺が言ったこと忘れべからず〉





返事を書こうと思ったら , お人形さんみたいな
受付嬢の人が来て部屋に案内してくれた.





受「こちらのお部屋になります. 」





ペコっていう効果音がつくようなお辞儀をして去って行った.



ああ神様 , どうか登坂さんが優しい人ですように.
そうお願いして部屋に入る.






『失礼します , 宮水Aです. 』



広「登坂広臣です. 」






そう言いながら手を差し出してくる彼は
今までこんなにキラキラした人と会ったことはない ,
そう思える程の輝きを放っている.



それから話し合いはスムーズに進んだ.


別に私は意見を言う訳でも無ければそんな立場でも無い.


前に何かの映画の撮影の時 , 意見を言ったら
女優さんから貴方は黙っててとか言われたな〜.



そんなことを考えていたら登坂さんに名前を
呼ばれて我に返った.





広「じゃあ宮水さんあの衣装着てみてくれる？」



『はい！』





登坂さんが選ぶ服はどれもオシャレ.





広「このネックレスとかいいかも. 」





そう言いながら私の後ろに周り , 付けてくれる．
その時に香るいい匂いに頭がクラクラしてきた．

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