ヒロイン

彼からの忠告 ページ4

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『なんのこと言ってるの？』



亮「知ってるよ , 俺.
A , 男性関係だらしないってこと.笑」



『え…. 』





彼の言ってることは本当だ.


売れていない割に , 私と関係を持っている人は人気な人ばっか.


別に亮くんのことを好きな訳では無いが ,
そういうフレンドがいることを知られたくなかった.


親族だからかな.





『こんなんだからダメなんだよね…． 』




亮「まあさ , いくら寿命が伸びても服を脱げる間の年齢が
長くなる訳じゃないからダメじゃないけど…．」



『亮くんはいないよね. 売れっ子だし , ちゃんとしてる人だから. 』



亮「……．案外それは関係ないんじゃない？
売れっ子になったから , って人もいるしねえ. 」



『人もっていうことは私みたいに初めからの
人もいるってことでしょ？』



亮「んーまあ , 兎に角登坂さんには気をつけてね. 」



『何でよ.笑 』



亮「いいや. ただAと似てるから心配なの. 」



『亮くん登坂さんのこと知らないのに
そんなこと言っちゃダメでしょ. 』



亮「まあそうだけどさ.
でも噂は聞いたことあるよ. 」



『じゃあ上手なんだね.
でもまあ私なんかを相手にしないさ. 』



亮「もう任せるよ……. 」





私の最後の発言に呆れた亮くんは帰っていった.

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