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思いを一気に吐き出した
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
Barでの電話の後、俺は呆然と立ち尽くしていた
「ヒョン誰と話してたんです？
Aを好きならって…
誰がAちゃんを好きなんです？
Aちゃんの彼氏はヒョンじゃないですか！」
俺に変わってスンリがそう口にした
「さっきのやつだよ
写真見せたろ？
A酔っ払って…
あいつ送って帰るって言うんだ
俺行けないし
一人で帰らせられないし
それに俺、
Aが酒がこんなに弱いのも
住んでる家も
仕事のことも
何も知らないんだ…！
何も知らないんだよ…！」
息が苦しくなる
俺とA、二人だけの世界に突然入り込んだきた存在
それが堪らなく悔しかった
「ヒョン！
落ち着いて下さい
大丈夫ですから。
ヒョン…二人は一つ一つを知らなくても
心で繋がっているでしょ？
どうなんですか？」
心で繋がってる…
スンリのその言葉に
呼吸も落ち着いた
「ヒョンはAちゃんのことが
大切で大切で仕方ないんですね
当たり前のことです
その男のことですけど、
さっきみたいにヒョンに真っ直ぐに言い当てられたら
ズルいことはできないのではと思います
それにあのAちゃんを無理矢理どうこうしようだなんて思うでしょうか？
きっと家までちゃんと送ってくれるはずです
朝になったらAちゃんが帰ったか電話してみましょ？
それまで、少しは寝てください
俺、ずっとヒョンのそばにいますから」
スンリの言葉を心の中で反芻した
Aの優しい笑顔を思い出す
お願いだから、何もなく家に送り届けてくれ…
Aを好きと言ったあいつの心に賭けるしかなかった
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
俺の家の寝室ではスンリが寝息をたてている
「ジヨン…ごめん…」
と呟いた後
くすん…とAが小さく鼻をすする音が聞こえた
『コウはAを好きだと言ったよ
Aもコウがすき？』
挑発的にそう聞くと
「コウくんは同期のお友達なの
好きとかそういうんじゃないわ？
コウくんだってきっとそうだと思うの」
…ここまで鈍感だと、逆にコウが可愛そうにも思えた
『そ
なら、俺がすき？』
そう聞くと
「うん♩
ジヨンが大好き」
とびきりの言葉が返ってきた
俺の負けだ
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mayu.(プロフ) - Non☆BDさん» コメントありがとうございます(*´ー｀*)迷走しています…ご期待に沿えるようにがんばります(´；ω；｀) (2018年2月1日 20時) (
レス) id: f5b19fa5d9 (このIDを非表示/違反報告)
Non☆BD(プロフ) - mayuさん、更新お疲れ様です、たくさんありがとうございます。ほんと続きが楽しみでドキドキワクワクしてます。お気に入りも増えててなんか嬉しいですね！また、待ってます！ (2018年1月24日 21時) (レス) id: 8b55ace9bb (このIDを非表示/違反報告)
mayu.(プロフ) - 白兎さん» コメントありがとうございます！前作と違って、書きたいことが明確に決まっていないので、迷走するかもしれませんが、同じような雰囲気の作品になるように頑張りますので、よろしくお願いします(*´ー｀*) (2018年1月21日 22時) (レス) id: f5b19fa5d9 (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - 待ってましたー！続編書いてくださってありがとうございます！更新楽しみにしてます！！ (2018年1月20日 12時) (レス) id: b7e0b01a02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2018年1月18日 0時
