36 gd ページ36
タッピョンの車を見送り
その後 ここに来てみれば
俺の一番会いたかった人が
俺の今一番会いたくなかったやつに
身体を触られていた
再び会えたことへの驚きや喜びも
ふつふつと沸いてくる怒りの感情で消えていた
『おれの、かのじょ なんだけど？』
もう一度そう日本語で言ったあと
『A、こっち おいで？ 』
と言うと、
Aは、はっとして そいつの腕を振りほどき
俺の腕に飛び込んできた
胸に顔を埋め、カタカタと震えている
その頭を左手で抱え、
『ちゃんとまってなきゃだめだろ？
わるいこだね』
と、わざとやつらに聞こえるように言った
『ごめ…なさ…』と震える声でAが答えるから
抱えた頭を何度も撫でながら
やつらを睨んだ
「やだなー！そうならそうと言ってくれれば；
GDさんの彼女だったなんて…俺
やー あまりに可愛いかったんで、つい
酔っ払っちゃって、その…」
そいつの口から出た
可愛いと言う言葉に
俺の怒りはピークに達した
『かわい だろ？オレのかのじょ』
そう笑顔で言うと、そいつは
助かったと思ったのか
「はい！」
と全力で答える
「다시 접근 마라(二度と近付くな)
…죽인다(殺すぞ)」
そう言ってAにコートを羽織らせて
もう一度抱き抱えて店を後にした
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mayu.(プロフ) - のんちゃんさん» コメントありがとうございます(*´-`)少しずつですが更新頑張りますので、今後ともよろしくお願いします (2018年1月6日 10時) (
レス) id: 377b392ad8 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん(プロフ) - いつもお話楽しみに読ませて頂いています！これからも楽しみにしています^ ^ (2018年1月1日 20時) (レス) id: a2f904df05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2017年12月28日 18時
